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MONKEY SHOULDER [ウイスキー]

先頃、新宿に新オープンしたビックカメラ新宿東口新店で買ってきたのは、
一度、飲みたいと思っていたウイスキー。

ボトルの肩の三匹の猿がチャームポイントのこのウイスキーは、
「MONKEY SHOULDER(モンキーショルダー)」。

IMG_6385.JPG IMG_6387.JPG
三匹の猿は、日本の「見ざる、聞かざる、言わざる」に由来...
...している訳では、もちろんありません。(笑)

一つには、昔、スコッチのフロアモルティングが普通だった頃、
シャベルで泥炭や麦を運ぶ重労働で肩を壊す職人さんが多く、
この肩の状態を「モンキーショルダー」と言ったことと、

グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィーの「3つ」の蒸留所の
合計27樽のモルトがブレンドされている事に由来しているようです。

こう、書くとお察しのとおり、このウイスキーはグレーンを使わないモルトブレンドウイスキーですね。
(モルトだけをブレンドしたウイスキーは、ピュアモルトという言い方も有りますが、
これは、サントリーさんの造語が広まったもの。
語感が良いので、最近は、イギリス製でもピュアモルトを名乗る銘柄もあります。)

特に、嬉しいのは、キニンヴィー蒸留所のモルトが使われてること。
こちらのモルトは今のところ、正規品、ネゴシアン含めて販売されていないので、かなり珍しいモルトです。

風味は、香り良く、重層的でしっかりした風味。
バルヴェニーらしい、バニラ香や甘やかな香りを主体にして全体の風味が伸びます。
僅かにアイラを連想させるような、強い麦芽香が味を引き締めているのですが、
フィディックやバルヴェニーには、こういう傾向はあまり無いはずなので、
この辺がキニンヴィー蒸留所のモルトの風味なのかもしれません。

個人的にもバルヴェニーは好きなモルトなので、大変気に入りました。
あまり見かけない割に値段も割りと手頃なのでレギュラーに成りそうな一本です。
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地ウイスキー 3種味比べ [ウイスキー]

正月の日本酒で少し食傷した事もあって、ここ数日、もっぱらホットウイスキー。
熱いお湯に好みの量のウイスキーを入れてクローブを一本放り込むと
ふわっと香が立ちリラックスでき、体も温まります。

それは、良いのですが......
ウイスキーの在庫が軒並み、底1cmになってしまったので(笑)、
仕事帰りに近くの安売り店(河内屋)でいそいそと買出し。
ホットウイスキー用ならば、そんなに高級なもので無くても良いのですが、
普通のじゃ面白くないなと棚を眺めていたら、
日本の地ウイスキー(小メーカーのウイスキー)がフェアで安売り中。
グッドタイミングという事で買って来ました。ストレートでも飲んでみたいので、少し上級の品をチョイス。
IMG_4293_2.jpg

向かって左から
本坊酒造の信州マルス蒸留所の「マルスアンバー」 ¥1350
北海道の札幌酒精の「サッポロウイスキー SS 43%」 ¥1450
明石の江井ヶ嶋酒造の「ホワイトオークあかし」 ¥850
(価格は、河内屋の販売価格。)

この中で一番気に入ったのは、「ホワイトオークあかし」。
ホットウイスキーにするとシェリー香のような甘く華やかな香りも有って、当たりも柔らかく相当に美味い。
ストレートやトワイスアップだと僅かにブリーな風味があります。海が近い蒸留所だからでしょうか?
これが、深みにつながり、アクセントになって、良い感じ。
ハイボールでも味が崩れません。
もちろん好みもあると思いますが、かなり使い勝手の良いウイスキーですね。

「マルスアンバー」は、意外やクリアですっきりとした味わい。
一昔前の国産ウイスキーにタイプが似ている感じですね。
ホットウイスキーやストレートなどでは、正直、私には風味が物足りません。
ところが、ハイボールにすると、クリアさが切れの良さにつながり、思わぬ個性を発揮します。
炭酸の刺激と発泡による香り立ちで味わいの物足りなさを補える部分もあるのでしょう。
面白いウイスキーです。

「サッポロウイスキー SS 43%」は落ち着いた深みを感じさせるタイプ。
これは、固定のファンが居るというのも頷けますね。
ホットウイスキーやストレートでは、深みがゆとりを感じさせ、なかなか。
ハイボールでも風味の深みがリッチな感じを出してくれます。
誰にでも好かれるバランスですね。

3者3様の個性、日本のウイスキーも中々面白いですね。
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Glenfiddich CAORAN RESERVE 12年 [ウイスキー]

フィディックカオラン.jpg フィディックは、良く言えば優等生、悪く言えば、きれい過ぎて面白味にかけるので、
あまり好みでないのですが、
「第二次世界大戦当時のピーティーだったモルトの風味を再現。」
「ピーティでスモーキー」という説明書きにつられて買ってみました。

「第二次世界大戦当時の」というのは、大戦中は、フロアモルトに使う重油や炭が不足して、
ピートを普段より大量に使用していたと聞いているので、
その事を言っているのでしょう。

味は、なかなか面白い。
確かにスモーキーさが強くて、チョコレートのようなニュアンスがあります。
ただ、あまりピーティーじゃない感じ。
アイラ系の様なスモーキー&ピーティーを期待すると方向がちょっと違いますね。
やはり、「優等生」のフィディックの特徴が強く、それに一味加わった感じ。
優等生が不良のコスプレをした感じかも。(笑)

水割りだけしか試していませんが、飲み方を変えると
もう少し個性が伸びそうなのでいろいろ試してみたいです。

Glenfiddich CAORAN RESERVE(グレンフィディック カオラン リザーブ)12年
製造元:THE GLENFIDDICH DISTILLERY
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Dewar's White Label [ウイスキー]

DEWARSWHITE.jpg「安いブレンドスコッチを真面目に飲んでみよう」プロジェクトの2本目。(笑)
安売り店で1200円~1400円ぐらいで買えると思います。

実は、私、このウイスキーをあまり知らなかったのですが、

曰く「アメリカでスコッチといえば「デュワーズ」と言われる銘柄」、
曰く「キーモルトには、ハイランドのアバフェルディなどのモルトを使用しており、
モルト含有率が普通より高い」、曰く「バーテンダーに好む人が多い」

等々の話を聞いて、それならば飲んでみなくてはと。

さて、飲んでみた感想ですが、なるほど納得。
ハイランド系らしい、華やかで甘い香りと味わい。実にバランスが良くて破綻が全く無い。
アイラ系好みだとやや香りが物足りない感じも無くは無いですが、
ロック、ストレート、トワイス、ハイボール、どういう飲み方をしても、いい感じを出してくれます。

この価格帯でこの品質は、驚き.....なのですが、何故か、ジョニーウォーカーとかほど
日本であまり知名度が無いのが非常に不思議です。

とりあえず、買って損の無いブレンデッドスコッチですね。

Dewar's White Label(デュワーズ ホワイト・ラベル )
製造元:John Dewar & Sons Ltd
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ANCIENT CLAN(エンシェント クラン) [ウイスキー]

ANCIENT_CLAN.jpg名前は、「古い士族」と言う意味でしょうかね。
けっして、高いウイスキーでは、ありません。と言うか、極めて安い。(笑)
安売りのお店なんかだと下手すると1000円でお釣りが来ます。

たまたま、寄った安売り店で、気まぐれでデイリー用に買ったのですが、
これがなかなか、美味しい。

色は、やや薄めの色合いですが、かなり、骨太でしっかりとした味わい。
後口にフワッとアイラっぽい風味が上がってくるのも好み。
ロックや水割りもイケますが、ハイボールやカクテルにまわしても、
少し濃い目に使ってやると風味まけせず、なかなか楽しませてくれます。
何よりお値段控えめなので、気兼ねなく楽しめるのが嬉しい。

スコッチ系は、どちらかと言うとシングルモルト中心で飲んでいて、
「安いブレンデッドは、なんか味に個性が無くて」と思っていましたが、
どうしてどうして、なかなか楽しめて、しっかりした味。
シングルモルトのように、味の強さで、ちょっと飲み飽きる感じが無いのも良い。
少し、ブレンデッドのスコッチをキッチリいろいろ飲んでみようかと思っています。

ANCIENT CLAN(エンシェント クラン)
アルコール分:40%

蒸留所:THE TOMATIN DISTILLARY COMPANY LTD
タグ:ANCIENT CLAN
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白州蒸留所ウイスキー 新旧ボトル比べ [ウイスキー]

先月、蓼科へ行った折に、山梨県北杜市白州町の サントリー白州蒸留所 へ寄ってきました。
こちらは、ウイスキーの蒸留所というだけでなく、
南アルプス天然水の取水所にもなっており、随時見学を受け付けています。
見学の後の試飲も勿論、楽しみの一つ(笑)では、有るのですが、
バードサンクチュアリにもなっており、自然に恵まれた美しい所です。
近くに行かれた時は、是非寄ってみていただきたい所です。

さて、ここのショップでは、色々なお土産も販売されているのですが、
人気が有るのが、やはりここでしか買えない非買品のお酒。
「白州蒸留所秘蔵モルト」と「白州蒸留所ウイスキー」の2種類の限定品があるのですが、
「秘蔵モルト」を買うと、福沢先生が、ちょっと、お一人で散歩に出てしまう(笑)ので、
正直、なかなか手が出にくい。
「白州蒸留所ウイスキー」の方ならば野口先生で済んで、しかも中々美味しいウイスキーなので
こちらを毎回、数本買い込むのが私のパターンに成っています。

今回もまた買ってきたのですが、箱を開けて見たところ....
何か前と変わっているような気が??
前に買ったものも残っているので比べてみましょう。

並べて比較.jpg
向かって左が以前のボトル。4年ぐらい前に買って去年開けたもの。
向かって右が今回買ったボトル。
ウイスキーの色の性かと思いましたが、やはりちょっと新しいボトルの方が、
下が少し広がった安定感のある形のようです。中身の容量は同じなんですけどね。

もう一つ違うのがラベル。
旧ラベル.jpg新ラベル.jpg
向かって左が旧ラベル、右が新ラベル。
ボトルナンバーは、旧ボトルからの連番でしょうかね?桁数が足りなくなって増やした感じです。
大きな違いは旧ラベルは、「PURE MALT WHISKY」、
新ラベルは、「SINGLE MALT WHISKY」の表記な事でしょう。

「SINGLE MALT」(シングルモルト)という呼称は、厳密な解釈をすると、
原材料(主に麦)もその土地で採れた物で無いと呼称できなかったので、
原材料が輸入な日本のメーカーのサントリーさんでは、
「PURE MALT 」(ピュアモルト)と言う呼称を使っていたんですが、
最近は、この定義が割りと緩くなった様で、
シングルモルトでも語感が良いので「PURE MALT 」を名乗っていたり
原材料が国内でなくても「SINGLE MALT」を名乗っているものもあるようなので、
そういった時代の変化が反映されているのかも知れませんね。

味のほうは、基本は同じですが、新ボトルの方がやや華やかでエステリーな印象。
ただ、旧ボトルは、時間が経っているのでその影響が有るのかもしれません。
どちらにしてもなかなか良いウイスキーですので機会が有りましたらお試しを。
タグ:白州蒸留所
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THE BIG SMOKE 40 [ウイスキー]

BIGSMOKE.jpg最近、グレーンを合わせないモルトブレンドウイスキーに
興味が行っている事もありますが、はっきり言って、名前で買いました。(笑)

何ともストレートなネーミング。
オーストラリア英語だと「大都会」と言う意味が有るらしいですが、
多分、そっちでは無くて「大きな煙」の意味でしょう。
アイラモルトの中でも特によく熟成したスモーキーなものを選んで
モルトのみをブレンドしたと言う品。「よくやるなぁ」という感じですね。

味の方は、最初に飲んだときは、意外とバランスが良い事に驚きました。
最初の厚みのある甘やかな風味から、ふわっと煙が立ち上るように
スモーキーな風味が広がってきます。
後味は、胡椒などのスパイス的な感じと僅かなクリミーさ。
スモーキーさに主眼を置いたブレンドだと思いますが、
逆にアイラモルトの風味の複雑さ、奥の深さを上手く引き出したような印象です。

ただ、正直な感想として、
「いいウイスキーだけど、名前ほどスモーキーじゃないなぁ。」
と、最初は、思っていたのですが....  ソーダ割りにした所、驚きました。

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タグ:THE BIG SMOKE
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FINLAGGAN Old Reserve [ウイスキー]

FINLAGGAN_OLD_RESEVE.jpg八重洲地下街のハセガワ酒店で、試飲をしながら棚を眺めていた時のこと
たまたま目に入ったのが、このボトルでした。

アイラ系のシングルモルトだというのに、お値段、破格の1980円。
独立業者さんのボトルでモルトの蒸留所は、非公開とのこと。
以前、飲んだ事のある「The Ileach」と同じような感じですね。

他のエリアのモルトでノーヒントで、全スコットランドから
モルトの蒸留所を当てろと言われたら、私では無理ですが、
アイラの蒸留所は、8軒しかないはずですので、
もしかしたら私でも何処のモルトだか判るかも。(笑)

この値段なら買ってハズレでもお遊びで許されるますので、
面白半分で購入しました。

さて、ボトルを開けてみると、うーん、かなり濃い色付きですね。
香りは、間違いなくアイラ系。

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Georgia Moon Corn Whiskey [ウイスキー]

実は、このウイスキーをここで取上げるのは、
ちょっと迷ってました。

このウイスキーは、コミック「BAR レモンハート」などで
「へそ曲りの酒」等と取上げられた事も有って、
コレが好きな人は、「へそ曲り」というイメージが
妙に強いようなんですよね。
まあ、美味いお酒なのは、間違い無いのでね。

さて、このお酒、「ジョージア」と名前が有りますが、
ケンタッキー州産のコーンウイスキーです。

瓶が変でしょう?
普通、お酒は、広口瓶には、入れませんわね。
まるでハチミツでも入ってそうな瓶ですよね。

もう一つ変なのは、ラベルの表記です。
普通は、銘柄の下に「12 years」とか熟成年数を誇る訳ですよ。普通はね。

こいつのラベルに曰く
「Less than 30days old」(熟成期間 30日未満)
.........短いのを威張って、どーするのよ!  やっぱ、へそ曲りですねぇ。(笑)

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KENTUCKY DRY [ウイスキー]

「ありゃりゃ?間違っちまったか?!」

酒屋から帰宅してふっとボトルを見たときの第一声がコレでした。

実は、バーボンの在庫が心もとないので、1本購入したのですよ。

メジャーな銘柄は、大体、味が判っているので、
あまり見たことが無いものをという事で選んできたのですが、
ボトルを見たら何処にも「Bourbon」の表記が有りませんでした。
あれー?バーボンの棚に並んでたんだけどなぁ。

まあ、結局は、バーボンだろうが、猿酒だろうが、
基本的に飲んでみてお酒として「美味しければ、OK」(笑)なので
急ぎ味見をしてみることに...
得体の知れないお酒のテイスティングと言うのも久々です。

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