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地ウイスキー 3種味比べ [ウイスキー]

正月の日本酒で少し食傷した事もあって、ここ数日、もっぱらホットウイスキー。
熱いお湯に好みの量のウイスキーを入れてクローブを一本放り込むと
ふわっと香が立ちリラックスでき、体も温まります。

それは、良いのですが......
ウイスキーの在庫が軒並み、底1cmになってしまったので(笑)、
仕事帰りに近くの安売り店(河内屋)でいそいそと買出し。
ホットウイスキー用ならば、そんなに高級なもので無くても良いのですが、
普通のじゃ面白くないなと棚を眺めていたら、
日本の地ウイスキー(小メーカーのウイスキー)がフェアで安売り中。
グッドタイミングという事で買って来ました。ストレートでも飲んでみたいので、少し上級の品をチョイス。
IMG_4293_2.jpg

向かって左から
本坊酒造の信州マルス蒸留所の「マルスアンバー」 ¥1350
北海道の札幌酒精の「サッポロウイスキー SS 43%」 ¥1450
明石の江井ヶ嶋酒造の「ホワイトオークあかし」 ¥850
(価格は、河内屋の販売価格。)

この中で一番気に入ったのは、「ホワイトオークあかし」。
ホットウイスキーにするとシェリー香のような甘く華やかな香りも有って、当たりも柔らかく相当に美味い。
ストレートやトワイスアップだと僅かにブリーな風味があります。海が近い蒸留所だからでしょうか?
これが、深みにつながり、アクセントになって、良い感じ。
ハイボールでも味が崩れません。
もちろん好みもあると思いますが、かなり使い勝手の良いウイスキーですね。

「マルスアンバー」は、意外やクリアですっきりとした味わい。
一昔前の国産ウイスキーにタイプが似ている感じですね。
ホットウイスキーやストレートなどでは、正直、私には風味が物足りません。
ところが、ハイボールにすると、クリアさが切れの良さにつながり、思わぬ個性を発揮します。
炭酸の刺激と発泡による香り立ちで味わいの物足りなさを補える部分もあるのでしょう。
面白いウイスキーです。

「サッポロウイスキー SS 43%」は落ち着いた深みを感じさせるタイプ。
これは、固定のファンが居るというのも頷けますね。
ホットウイスキーやストレートでは、深みがゆとりを感じさせ、なかなか。
ハイボールでも風味の深みがリッチな感じを出してくれます。
誰にでも好かれるバランスですね。

3者3様の個性、日本のウイスキーも中々面白いですね。
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さぶろた

こんばんは、
最近、酒量が落ちてしまいました。若い頃に一升瓶ウイスキーを囲んで飲んで食べてレコードを聞いてた頃を思い出して、「地ウイスキー」を検索してこちらへ来ました。
当時高知市では、学芸高校近くの団地の中に「酒蔵」とゆう日本酒屋さんがあり、土佐の地酒を扱ってました。
その一方で、地ウイスキーが数種類あり、それを片っ端から飲んでました。
マルス、ラッキーサン、オールドハーレー、オーク。お金があるときは、ニッカの黒の50で、これは当たりハズレがあり薫り高いときとスッキリのときがありました。
今は日本酒や、ホワイトリカーが主です。ホワイトリカーは、トライアングルが良かったですが、最近見かけません。
ここの記事を読んで、またウイスキーを飲みたくなりました。
by さぶろた (2014-05-06 22:53) 

真秀

さぶろた様、コメントありがとうございます。
地ウイスキーも最近は、マルスの本坊酒造さんが「岩井トラディション」という「岩井喜一郎」氏設計の「岩井ポットスチル」のモルトをベースにしたものを出したり、熟成前のものを商品にして見たりと、いろいろ楽しい動きがあります。
是非、ウイスキーも楽しんでみてください。
by 真秀 (2014-05-07 23:43) 

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