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幻の瀧 タプローズ [日本酒(近畿、北陸)]

たまたま寄ったお店にかなりの数が入っていたので思わず買ってみました。(笑)

「幻の瀧 タプローズ」
IMG_6427.JPGスキットル風の瓶がなかなか雰囲気。
タプローズは、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
スゥエーデン王室御用達にもなっている、
ブレンデッドのスコッチウイスキー。

そのタプローズの樽に大吟醸と純米吟醸を
別々に詰めてj熟成し、瓶詰めに前にブレンドし
樽の風味を損なわないため無濾過で出荷したという
なかなか、アバンギャルドな?ウイスキー...
じゃなかった(笑)、日本酒です。

これだけ手をかければ仕方がありませんが、
300mlで1000円ほどという事は、
4合瓶で2500円ぐらいするわけで
なかなか結構なお値段ですね。

口に含むと、ふわっと温かさをイメージするような厚みのある樽香。
「カラメルのような」とラベルには、書いてありますが、
確かにタイウイスキーのようなカラメルっぽさも感じますが、
バニラ香などもしっかり香ります。この辺は、樽由来の香味でしょうね。
厚みの部分が日本酒な感じかな。
面白いことに後口はスパッと切れ上がり、この辺は、辛口の日本酒のイメージ。
残り香を僅かに曳いてきれいに切れて行きます。

正直、一般的な日本酒のイメージとは違うので、好みは分かれるとは思いますが、
日本酒もウイスキーも好きと言うような方は、試してみてもよいかも。
なかなか面白く感じると思います。

幻の瀧 タプローズ
雄山錦 精米度合:55%
日本酒度 +4度 酸度1.5 アルコール度数 18度~19度
製造元:皇国晴酒造株式会社(富山県黒部市)
HP:http://www.mabotaki.co.jp/
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梅乃宿 アンフィルタード・サケ 純米吟醸 [日本酒(近畿、北陸)]

たまには少し濁ったお酒でもと思って、在庫から引っ張り出してきたお酒。
濁り系は、これ一本だけでした。


梅の宿アンフィルタードサケ.jpg梅乃宿 アンフィルタード・サケ 純米吟醸酒

「アンフィルタード」と英語で言ってますが、要は、「無濾過」ってことよね。(笑)
袋しぼり無濾過生原酒と裏ラベルに書いてありました。
雄町版と山田錦版があるみたいですが、多分、この味は山田錦だと思います。

2月の始めに「梅乃宿」の蔵元さんが、国分寺の丸井の酒売り場に来ていた時に、
持ってきていたので試飲させてもらって購入。

味のほうは、なかなか魅力的。
奈良のお酒は、個人的には、割りとミネラリーな印象がありますが、
それを、おりが上手くくるんでいて芳醇で豊かな表情になっています。
色はそれほど濁っている訳では無いんですが、おりの香がしっかり乗ってますね。
それでいて、本来の味わいらしい、清々しさや、後口の締まりもあり、
かなり好バランスなお酒だと思います。

華やかで明るさのあるお酒でした。

燗でも良さそうなので、少量、燗にしてみました。
味が伸びて深みがでて、これも魅力的ですが、冷のほうに軍配が上るかも。

梅乃宿 アンフィルタード・サケ 純米吟醸
アルコール度数: 17~18度
原料米: 山田錦
精米歩合: 50%
日本酒度: +6
酸度: 1.8

製造元: 梅乃宿酒造(奈良県葛城市)
HP:http://www.umenoyado.com/
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喜集蔵 特別純米酒 [日本酒(近畿、北陸)]

喜集蔵.jpg最近、いただいた中で一番お気に入りにの日本酒。

個人的には、和歌山のお酒は、美味しいお酒が多いと思っています。
以前、熊野方面に旅行に行ったときも実感したのですが、
山地から海岸までが、距離が短く地形的にもかなり急峻な場所が多く、
山地も自然がそのまま残っている所が多いので、
水が非常に良いのでは無いかと思います。

この「喜集蔵」もそんな和歌山のお酒。
「喜びを集める蔵」というネーミングもいいですね。
お祝い事などにも使えそうです。
蔵元さんの名前が「世界一統」という何やらアヤシゲな秘密結社っぽいのがナンですが。(爆)

味の方は、最初はスッキリとした香り立ち。
口に含むと少しピチピチとした感覚を出しながら米の旨みが力強く柔らかく広がっていきます。
後口に少し酸をまとったなんともいえない旨みがあり、旨みが長く後を曳きます。
山田錦にしては、優等生でないしっかりとした個性と飲み口で、
非常に魅力的なお酒だと思います。

お勧めは、冷。少ししっかり冷しても温度負けしないでしょう。
これからの季節や夏場などにもお勧めです。

ちなみにこの「世界一統」は、大正15年までの名前を南方酒造株式会社と言い
創業者は、生物学者、民俗学者の南方熊楠氏のお父様。
つまり、南方熊楠のご実家だそうです。
「世界一統」と言うアヤシゲな名前も大隈重信侯の命名だとか。由緒ある蔵元さんなんですね。

喜集蔵 特別純米酒
原料米:山田錦  精米歩合:60%
アルコール分:15度以上16度未満

製造元:株式会社 世界一統(和歌山県湊紺屋町)
 HP:http://www.sekaiitto.co.jp/index.html

購入先:丸石酒店(東京都小平市)
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竹泉 純米 山田錦 無濾過生原酒 [日本酒(近畿、北陸)]

竹泉.jpgとあるお蕎麦屋さんで、この「竹泉(ちくせん)」と言う銘柄のお酒をいただきました。
最後の一杯分ということで本来の実力が出ていない感じでしたが、
香り立ちの素直さ、口当たりのスムーズさが印象に残りました。

いいお酒だなと思いながら、その帰りにふらりと寄った酒屋さん。
おや?このラインナップは...さっきのお店の仕入先は、ここか。(笑)
さっそく、「竹泉」を確保してきたのは、言うまでもありません。

さて、この「純米 山田錦 無濾過生原酒」、飲む前は山田錦とうことで、
ちょっと優等生過ぎるかなと心配していましたが、どうしてどうして堂々たる仕上がり。
最初は爽やかさのあるやや控えめな香り。口含むと生酒らしいシュワッとした感触と
滑らかな口当たりが一気に口中に広がります。この滑らかさは、この蔵元さんの持ち味ですかねぇ?
山田錦らしいバランスの良い旨みがしっかりと口に広がり、
最後はさらりとほのかな甘やかさを残しながら切れていきます。

バランスの良さを持ちながら優等生に成り切らず、きっちりとした個性が感じられます。
肉系や洋食などとも合わせやすい現代的な、食中酒向きのお酒でしょう。
軽く冷えたぐらいが一番バランスがよいと思います。

竹泉(ちくせん) 純米 山田錦 無濾過生原酒
原料米:兵庫県産山田錦100%  精米歩合:70%
アルコール分: 16度

製造元:田治米合名会社(兵庫県朝来市)
 HP:http://www.chikusen-1702.com/index.html

購入先:長塚酒店(東京都昭島市)
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伝心 稲 純米酒 [日本酒(近畿、北陸)]

伝心稲.jpg以前、こちらの 「雪」をいただいたとき にも感じたのですが
この伝心と言う銘柄は、味とネーミング、そしてボトルを一体でイメージして
デザインされているような印象を受けますね。

飲んだ事のある「土」「雪」そしてこの「稲」。
蔵のつくりの特徴と思われるクリアな感じは、共通ですが、
それぞれ味のイメージが明確で、個性があり、タイプが分かれています。
また、それが、確かにそのネーミングをイメージさせます。
「伝心」の文字を抜き文字にしたラベルのセンスも冴えていますね。
余程、センスのよい方が蔵にいらっしゃるのでしょうか?

味の方は、すっきりとした中に旨味のふくらみを感じさせるタイプ。
若干、きれい過ぎて、強さやパンチに欠ける印象もありますが、
炊きたての米をイメージさせる様な味のふくらみ、甘みの広がりを持ちつつ
苦味や酸もしっかりとしており、非常にバランスの良さを感じます。

今回は、燗では飲みませんでしたが、燗をつけても
味がきれいに花開いて魅力を出してくれそうなバランスです。
「雪」よりもこちらの方が万人に受けそうなタイプだと思います。

伝心 稲 純米酒
原料米:越の雫  精米歩合:65%
アルコール度数:15度~16度 日本酒度:+2.5 酸度:1.4 アミノ酸度:2.1

製造元:株式会社一本義久保本店(福井県勝山市)
  HP:http://www.ippongi.ne.jp/
購入先:本川越PePe酒飯場(埼玉県川越市)
タグ:伝心
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伝心 雪 純米吟醸 [日本酒(近畿、北陸)]

伝心雪.jpg「雪」という名前に相応しい、なかなかスタイリッシュなボトルですよね。
伝心は、福井の蔵元 「一本義久保本店」 さんの品。
普通酒、本醸造の「一本義」に対して、上級品の「伝心」という位置づけで、
本醸造の「土」、純米の「稲」、純米吟醸の「雪」、
そして、純米大吟醸の「凛」というラインナップの様です。

味の方も、まさに名前に相応しい印象。
雪解け水を思わせるすっきりとして綺麗な飲み口の後に、
僅かに苦味などを絡ませつつ、穏やかな香りを残します。
優等生と言う訳ではありませんが、かなり綺麗な印象のお酒ですね。

以前、とあるお店で、「土」を飲んだ事が有ったのですが、
この「雪」とはかなり違う印象でした。
使用米なども、それぞれのお酒でかなり変えているようなので、
先にテーマを決めてそれに合わせて味をデザインするような
造りをしているのかも知れませんね。

飲み方ですが、冷すのは、禁物です。
味、香りが極端に引っ込んでしまうような印象があり、本当に水のような印象になってしまいます。
常温か、ぬるめに燗をつけても良いでしょう。
また、味の強いお酒の後には、全く不向きなお酒です。飲むなら最初の一杯目ですね。
綺麗で香りが穏やかな食べ物の邪魔に成らないお酒ですので食中酒向きと言えるでしょう。

伝心 雪 純米吟醸
使用米:麹米 山田錦 掛米 五百万石  精米歩合:55%
アルコール度数:15度~16度
日本酒度:+6  酸度:1.4     アミノ酸度:1.2

製造元:株式会社一本義久保本店(福井県勝山市)
  HP:http://www.ippongi.ne.jp/
購入先:本川越PePe酒飯場(埼玉県川越市)
タグ:伝心 福井
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喜天烈 山廃純米辛口 [日本酒(近畿、北陸)]

スーパーで見かけて購入したお酒。

山廃のお酒というとコクがあり濃厚、
その反面、やや甘めで重いという印象がありますが、
このお酒は、日本酒度+10度とかなり辛口系。
興味津々で購入しました。

飲んでみて、最初の口当たりはやはり山廃らしさがあります。
しっかりとした口当たり、旨味とコクが口に広がります。
ところが、酸がしっかりしている性でしょうか。
後口が重くならず引き締まった感じがあり、
旨味とかすかな吟醸味を残しながら潔く切れていきます。

これは、珍しい飲み口ですね。
燗をつけても味が伸びる方向でバランスが変わらず、
なかなか好感の持てる印象。
少々異色では有りますが、飲み飽きしにくく、濃厚な料理と合わせても負けずに楽しめそうです。
僅かに無骨なぶっきらぼうさも有りますが中々面白いお酒です。

喜天烈(きてれつ) 山廃純米辛口
原料米:山田錦 68%  アルコール度数: 15~16%
日本酒度: +10  酸度: 1.4  アミノ酸度: 1.4

製造元:株式会社 浜福鶴銘醸(兵庫県神戸市)
     HP:http://www.hamafukutsuru.co.jp/
購入先:セブン&アイ本川越店(埼玉県川越市)


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貴仙寿吉兆 純米吟醸酒 [日本酒(近畿、北陸)]

このお酒は、自宅に置いてある確率が高いので
当然、既に書いたと思っていたのですが、
確認したら書いていませんでした。
当たり前過ぎて書き漏らしたケースでしょうか。

出会いは、奈良に足繁く通っていた頃。
近鉄奈良駅近くの良く拠っていた鶏屋さんにおいてあり、
そのお店で2番目のお気に入りのお酒でした。

そのお店の「せせりのネギ塩炒め」がお気に入りで
良くこのお酒を合わせたものです。
東大寺二月堂の「お水取り」を見に行って、あまりの寒さに
凍えきって、お店に駆け込んで体温めに飲んだのもこのお酒。

自宅近くのお店に入るようになった時は、実に嬉しかったですね。

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春鹿 秘蔵酒 五百日熟成 純米吟醸生原酒 [日本酒(近畿、北陸)]

以前から飲んでみたかったお酒です。
個人的に熟成酒は当たり外れが大きいと感じていまして、
出来れば4合瓶で買いたかったのですが、
一升瓶での扱いのお店が多く、買いそびれていました。

日本晴を60%精米し、春鹿2号酵母で醸した純米生原酒を
一年半以上-5℃の低温にて瓶貯蔵したものだとか。

先ず驚くのは、口を開けたときのその香りです。
非常に強いモロミ由来と思われる芳香。
僅かに乳酸っぽい香りも混じってますね。
決していやな方向の香りでは有りません。
絞りたての酒粕を思わせる香りですね。

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車坂 純米吟醸酒 うすにごり [日本酒(近畿、北陸)]

蕎麦を食べに出かけた街で、たまたま見つけた1軒のお店。
1階は、自然食品の専門店なのですが、
看板には「酒と」の文字が余分についています。
地下へ下りる階段には「雅山流」のボトルが...
入ってみると中々見事な品揃えの酒屋さん。

眺めていると見慣れない銘柄が目に付いたので
それを買ってきました。

和歌山県のお酒ですが、裏ラベルによりますと
和歌山県で山田錦が栽培されるようになったのは、
ごく最近のことだそうで、県の酒造好適米として認められたのも
平成17年からだそうです。

蔵元の吉川秀雄商店さんは、
県の認定前から厳選した田んぼでの
山田錦の契約栽培に取り組み、独自の農法で育てた山田錦で作ったのがこのお酒だとか。

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