FINLAGGAN Old Reserve

八重洲地下街のハセガワ酒店で、試飲をしながら棚を眺めていた時のこと
たまたま目に入ったのが、このボトルでした。

アイラ系のシングルモルトだというのに、お値段、破格の1980円。
独立業者さんのボトルでモルトの蒸留所は、非公開とのこと。
以前、飲んだ事のある「The Ileach」と同じような感じですね。

他のエリアのモルトでノーヒントで、全スコットランドから
モルトの蒸留所を当てろと言われたら、私では無理ですが、
アイラの蒸留所は、８軒しかないはずですので、
もしかしたら私でも何処のモルトだか判るかも。（笑）

この値段なら買ってハズレでもお遊びで許されるますので、
面白半分で購入しました。

さて、ボトルを開けてみると、うーん、かなり濃い色付きですね。
香りは、間違いなくアイラ系。

先ずは、ストレートで一口。
アイラ独特のピート香はしっかり乗っているものの、それほど派手に前には出て来ないですね。
マイルドな飲み口と、後口の甘やかさが特徴的。
年数表記が無いので若いモルトかと思っていたのですが、
味は、しっかり練れている感じなので、それ程、モルトが若い訳では無いようです。
はっきり言って、中々美味い。
この値段でこの味なら絶賛物でしょう。私は、また買います。（笑）

さて、蒸留所ですが、香りとコクの特徴で真っ先に「CAOL ILA」と思ったのですが、
家に有った「CAOL ILA」の１２年と飲み比べたら、色と後口がかなり違います。

でもねぇ。何か印象というか骨格が、「CAOL ILA」っぽいんですよね。
色の濃さと後口の甘みは、シェリー樽で寝かせた時の特徴に似てるんですよね。
以前、「グレンモレンジ」で樽違いを飲み比べた時の印象に似ている。

と言う訳で、全く当てにならない（笑）、真秀的推理としては、
「CAOL ILAの樽違い。同じ原酒をシェリー樽で寝かせた物」という事で。
多分、大ハズレ。（爆）

他に何種類かボトルが出ているようです。同じ蒸留所のモルトなのですかねぇ？
どれもそれほど高く無かったので、飲み比べて見るのも楽しいかも。

FINLAGGAN Old Reserve
アルコール度数：４０％

製造元：The Vinage Malt Whisky Co.Ltd
購入先：リカーズ　ハセガワ　本店（東京都中央区）

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