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日本酒(甲信越) ブログトップ
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福顔 えちご只今さんじょう 純米生酒 [日本酒(甲信越)]

えちご只今さんじょう.jpg酒売り場の棚を眺めていて目に留まった見慣れない特徴のあるブルーの瓶。
ラベルの説明書きには、「フナ口からたれているそのままを密封しました」と言う説明書き。

ピンと来ました。

これは、私の好きな、いづみ橋の「赤とんぼ」と同種のお酒だ!
福顔酒造なら品も安心だしね。早速、購入。

帰宅して調べたら、やはり年6回、各回100本限定の販売。
そして回毎に、お酒の種類が違うようで、私の入手した純米原酒は、3回目の販売のもの。
この辺も「赤とんぼ」と同じ売り方ですね。しかし3回目の販売は、1月のはず。
よく残っていたものです。
などと、思っていたらラベルの日付は、3月に成っていました。
追加販売が有ったのかも知れません。

「出来る限り早くお飲みください」と有ったので、早速いただきます。(笑)

おそらく、時間が経っているので少し熟成していると思われますが、
甘辛酸のバランスが絶妙。どれ一つ主張し過ぎず一体となって、なんとも私の好みの良いバランス。
発砲感はほとんどありませんが、香りもよくフレッシュさも残っていて大変好ましい。
少し冷えたぐらいが、飲むのによい感じですね。
1本500mlと少なめなせいも有って、あっという間に空きました。(笑)
いい買い物でした。

ちなみにこのお酒の名前は、
福顔酒造のある新潟県三条市と「参上」を掛けてあるのだと思います。(笑)

他の回のものも飲んでみたかったな。
来年は、ぜひとも事前に入手を狙ってみたいです。


福顔 えちご只今さんじょう 純米生酒

麹米:兵庫県産山田錦 精米歩合60% 掛米:兵庫県産山田錦 精米歩合60%
アルコール分:18度  日本酒度:+5

製造元:福顔酒造株式会社(新潟県三条市)
 HP:http://www.fukugao.jp/index.html

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山古志 純米吟醸酒 [日本酒(甲信越)]

山古志純米吟醸2.jpg以前、いただいて大変気に入った 山古志 特別純米酒 の純米吟醸酒版。
特別純米酒より出荷量が少ないようでなかなか入手できず、
最近ようやく、扱っているところを見つけました。

さて、期待していただいてみたのですが...おや?
吟醸らしい良い香り立ちは良いのですが、
後口がなにやらぶっきら棒で余韻に欠ける印象。
味わいも不味い訳ではありませんが、
なんだか芯がぼけている感じで、特別純米酒のような良さが無い。

今年の特別純米酒も飲んでいるので、
今年の米の出来が悪かった訳では無いと思いうのですが...
造りの相性でしょうかねぇ?

個人的には、このお酒は特別純米酒の方が魅力が高いと感じました。


山古志 純米吟醸酒
使用原料米 長岡市山古志地区棚田栽培米(五百万石)
精米歩合:60%  アルコール度数:15%前後
日本酒度:+5   酸度:1.4   アミノ酸度:1.4

製造元:お福酒造株式会社(新潟県長岡市)
  HP:http://www.ofuku-shuzo.jp/
購入先:新潟館ネスパス(東京都渋谷区神宮前)
  HP:http://www.nico.or.jp/nespace/
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お福正宗 初しぼり 純米無濾過生原酒 [日本酒(甲信越)]

お福正宗無ろ過.jpgご贔屓、お福正宗の純米無濾過生原酒。
一口に無濾過生原酒と言っても、これは、上槽、検定後に即、瓶詰めした槽口仕様。
蔵で飲む搾りたてのものに限りなく近い味が味わえると言う逸品です。

味の方は、フレッシュでスムーズ。
爽やかな香り立ちから、口に含むとふわっと滑らかに旨みが広がり、
喉を滑らかに滑り落ちていきます。余韻もふわりと長いですね。
派手さは有りませんが、余分な香りが一切無く、米の旨みの結晶の様なお酒です。
ついついもう一杯いただきたくなってしまうのが困りモノです。(笑)

飲み方は、軽く冷やしたぐらいがお勧め。
どちらかと言うと魚介類と相性が良い食中酒タイプでしょう。

お福正宗 初しぼり 純米無濾過生原酒
原料米 :新米ふさおとめ  精米歩合:65%
日本酒度 :+5   アルコール度数:17度   酸度:1.7

製造元:お福酒造株式会社(新潟県長岡市)
 HP:http://www.ofuku-shuzo.jp/

購入先:東急吉祥寺店酒販場(東京都武蔵野市)
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七賢 絹の味 純米大吟醸 [日本酒(甲信越)]

七賢絹.jpgご贔屓、七賢の純米大吟醸酒。
最近、国分寺の丸井さんは、日本酒に力を入れているようで、
週末に覗くと、どこかしらの蔵元さんが販売に来ています。

七賢さんも一度いらっしゃった後、評判が良かったのか、
定期的にきちんと入荷する様になって、個人的には大変嬉しいです。

さて、この純米大吟醸は、手頃な値段ながら非常に良いお酒。
「七賢」を代表する銘柄の一つでしょう。

すっきりと香る梨のような芳香。
口に含むとスッキリしながらもトロリとした旨味と甘みが広がり、
後口を酸と僅かな苦味が引き締めてきれいに切れていきます。
甘辛酸苦旨、五味がきれいに揃った良いお酒です。
少し冷したぐらいがお勧め。
和食系を中心に何にでもあわせやすい万能の食中酒だと思います。

「こんな美味い酒なのに意外と評価している人が少ないよね」と思っていたら、
意外なところで評価されていたようです。

ハワイのホノルルで毎年開催される海外における日本酒の最大イベント、
『The Joy of SAKE』というのが有るそうですが、
そのイベント内で“全米日本酒歓評会”というのがあるそうです。
日本とアメリカの日本酒スペシャリストによる厳正な審査で行われるしっかりとした歓評会らしいですが、
そちらで、2008年に銀賞を受賞したそうです。いや、見ている人も居るんだなと嬉しくなりました。


七賢 絹の味 純米大吟醸
原料米:美山錦   精米歩合:50% 酵母:協会901号
日本酒度:+2.0 酸度:1.5 アルコール分:15度以上16度未満

製造元:山梨銘醸株式会社(山梨県北杜市)
  HP:http://www.sake-shichiken.co.jp/

購入先:丸井国分寺店酒販場(東京都国分寺市)

タグ:七賢 絹の味
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山古志 特別純米酒 [日本酒(甲信越)]

山古志.jpg「山古志」と聞いてピンと来る方もいらっしゃると思いますが、
新潟県長岡市山古志地区は、美しい棚田の景色で名高い場所でしたが、
中越地震で壊滅的な打撃を受けました。

「錦鯉の色を鮮やかにする」と言われた清冽な沢の自然水と
朝晩の気温差が15度という環境から生まれる美味い棚田米を惜しんだ
蔵元のお福酒造さんと、地元の農家が共同で復興を目指し、
ようやく軌道に乗って販売されるように成ったのが、
山古志産の棚田米を醸造したこのお酒だそうです。

純米吟醸酒と特別純米酒があるようですが、
今回、いただいたのは、特別純米酒の方です。

すっきりとしていながら華やかさのある香り立ち。
口に含むとお福酒造さんらしいすっきりとした口当たりから
穏やかに旨味が口の中にひろがり、爽やかな風味を残して
切れていきます。
派手さは、有りませんが、なんとも素直で気持のよいお酒ですね。

飲み方としては、少し冷したぐらいがお勧め。食中酒などに最適の飲み飽きしないタイプでしょう。

最近なんだか、味の強い、押しのあるタイプのお酒に当る事が多く、少し飽きが来ていたので、
非常に嬉しく、魅力を感じました。

うん、こういうお酒も、やっぱり良いよね。

山古志 特別純米酒
使用原料米 長岡市山古志地区棚田栽培米(五百万石、一本〆、こしいぶき)
精米歩合:60%  アルコール度数:15%前後
日本酒度:+5   酸度:1.4   アミノ酸度:1.4

製造元:お福酒造株式会社(新潟県長岡市)
  HP:http://www.ofuku-shuzo.jp/
購入先:丸石酒店(東京都小平市)

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七賢 オオムラサキ 純米酒 白ボトル [日本酒(甲信越)]

オオムラサキ.jpg山梨県の七賢の蔵元さん、山梨銘醸さんの春の新製品。
蝶と燐粉をイメージしたと思われるすっきりとしたラベルが印象的ですね。
名前の「オオムラサキ」は、言うまでも無く、日本の「国蝶」です。

山梨銘醸さんのある山梨県北杜市は、
オオムラサキの全国一の生息地なのだそうですが、
近年、生息数が激減し絶滅危惧指定種に指定されてしまっているそうです。
主に環境破壊や生態系のバランスの崩れが原因と言われているようですが、
醸造に地の水や気候を利用する蔵元さんでも他人事ではありません。

この「オオムラサキ」の名前を冠したボトルは、売り上げの一部を
オオムラサキの保護活動に寄付する目的で作られたそうです。

味の方は、最初に柔らかな香りが立ちます。
口に含むと純米酒らしい旨味と柔らかな甘さがガツンと広がります。
後口は、七賢らしい酸の効き方で味わいを残しつつもすっきりと切れていきます。
結構、味の濃いタイプなので冷やした状態がお勧めですが、
ボディがしっかりし酸もあるので燗にしても充分バランスが取れると思います。
幅広い温度で楽しめるお酒でしょう。

なかなか質の良いお酒、万人向けのお酒では無いかと思います。
ネーミングからも昆虫好きの方への贈り物にしても面白いでしょう。

ラベルが黒のデザインの「黒ボトル」も有りますが、中身、お値段とも同一とのことです。
2種類セットにしても見栄えがするかもしれません。


七賢 オオムラサキ 純米酒 白ボトル
山梨県産米全量使用  精米歩合:65%
仕込み水:南アルプス甲斐駒ケ岳伏流水
アルコール分:15~16%

製造元:山梨銘醸株式会社(山梨県北杜市)
  HP:http://www.sake-shichiken.co.jp/

購入先:富士の国やまなし館(東京都中央区)
  HP:http://www.yamanashi-kankou.jp/tokyo/
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TAIKAN SAKURA 微発泡生酒 [日本酒(甲信越)]

TAIKANSAKURA.jpgふらりと訪れた日本橋と東京駅の間にある山梨県のアンテナショップ、
富士の国やまなし館 で見つけた、微発泡生酒。

スタイリッシュなボトルとなんとも華やかな桜色。
バーの棚に並べて有ったら、間違いなくリキュールだと思われるでしょうね。
この桜色は、酒の色では無く酵母の色です。
なのでしばらく置いておくと透明な「酒」と桜色の「酵母」の2色に分かれます。
この色は、着色では無くて、山梨県産富士桜酵母と赤色酵母の2種類を使い、
それぞれ分けて2段階仕込んで出来上がる色なのだそうです。
自然にこういう色が出来るものなのですねぇ。

太冠酒造さんの実験作のようで、今回は春限定の4000本の出荷だそうです。
面白いのは、「進化する」をコンセプトにしてQRコードをつけて
携帯電話からのアンケートを募っている事。
次回のクリスマス時期の発売に反映させたい様です。
なかなか面白い試みだと思います。

味は、なかなか本格派。
イチゴシェイクみたいな色合いなので、てっきり甘口と思っていたのですが、
いただいてみてビックリ。柔らかさが有りながら、サッパリした口当たり。
後口にやや甘みを感じますが発泡の効果も有ってか重く感じません。
また、かなり酵母が入っているのに酵母の癖を感じません。
度数が軽い性も有りますが、飲みやすく、それで居て
しっかりと一つのお酒として成立するバランスと個性が有りますね。
なかなか気に入りました。

「TAIKAN SAKURA 微発泡生酒」の続きを読む


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七賢 稽康 純米吟醸生酒 [日本酒(甲信越)]

けい康.jpg国分寺の丸井の地下の酒店へ寄った時の事、
七賢の蔵元さんが試飲販売でいらっしゃってました。
何が来ているかな?と眺めてみた所、
なんと「稽康(けいこう)」が有るでは、無いですか!

「稽康」は、七賢の主力の銘柄の一つ「天鵞絨の味」の生酒版で、
蔵元さんへ行くと必ず買っていた銘柄なのですが、
都内に出ているのは、非常に珍しいのです。
「四合瓶は、無いんですか?」と聞くと売れてしまったとのこと。

うーん、困りましたね。生酒なので冷蔵庫で保管したいのですが、
うちの冷蔵庫は、1升瓶は入らないんですよ。
もう少し寒い時期なら出しっぱなしでも、何とか成るのですが3月ではねぇ。
その時は、泣く泣く諦めたつもりだったのですが、
どうしても飲みたくなってしまいました。
翌週再度行ってみると、試飲販売は、もう終わっていましたが、
幸いな事に残りがまだ販売されていました。
このお酒なら、間違いなく直ぐなくなるしね。(笑) と、自分を納得させて無事購入です。

さて、久々の「稽康」。うーんやっぱり美味い!魅力は、なんと言ってもバランスの良さです。
滑らかな口あたりで、割としっかりとした旨味を持っているのですが
七賢らしく酸味、苦味をきちんと持っており、切れが良く、決して重くなりません。
杯を重ねるごとにさらっとした軽さを感じてくる様に成るのが不思議ですね。
絶妙なバランスの成せる技でしょうか? 飲み過ぎだけは、心配ですが。(笑)

買って損の無いお酒だと思います。少し冷したぐらいの状態がお勧めです。
あ、予定どうり、1週間で飲みきりました。(笑)

七賢 稽康(けいこう) 純米吟醸生酒
原料米:美山錦   精米歩合:55%
日本酒度:+4 酸度:1.5 アルコール分:16度以上17度未満

製造元:山梨銘醸株式会社(山梨県北杜市)
  HP:http://www.sake-shichiken.co.jp/

購入先:丸井国分寺店酒販場(東京都国分寺市)
タグ:七賢 稽康
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麒麟山 純辛 純米吟醸辛口 [日本酒(甲信越)]

麒麟山純辛.jpgお正月用に買ってあったお酒、その2。
辛口を基本とする麒麟山の銘柄の中でも唯一の純米系。

麒麟山のお酒は、全体的にスッキリした感じで
ともすると、やや深みに欠けると感じる場合が多いのですが、
この「純辛」は、純米らしい米の旨味のふくらみ感も付加されており、
売りのスッキリ感も健在です。

最初の爽やかな芳香から、フワッと旨味が広がり、
綺麗にスッキリと切れてゆきます。

もう一息、深みが欲しいなと感じる部分も無くは無いのですが、
お正月のようにのんびり飲むときは、逆にこういうタイプの方が
飲み疲れしなくて向いている様に思います。
少しまったり感が欲しい時には、燗を付けてやると良い感じになりますよ。

あまり味の強いものだと酒が負けてしまいますが、
淡白な品に相性の良い食中酒でしょう。

今回、飲んでいて気に成ったのですが、開けてから時間が経ってくると
かなり香りが抜けてくる感じが有ります。
勿論、他のお酒にも同じような傾向はありますが、このお酒は、それが早いように感じます。
口を開けたら早めに飲み切ってしまった方が良さそうです。

麒麟山 純辛 純米吟醸辛口
原料米:たかね錦   精米歩合:50%
日本酒度:+4.0   酸度:1.4   アミノ酸:1.3
アルコール度:15~16度

製造元:麒麟山酒造株式会社(新潟県東蒲原郡)
   HP:http://www.kirinzan.co.jp/
購入先:こばやし酒店(東京都小平市)
   HP:http://www.jizakeya-jp.com/
タグ:純辛 麒麟山
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福顔 五十嵐川 純米酒 生詰 [日本酒(甲信越)]

福顔五十嵐川.jpg新潟の福顔酒造さんは、地元三条を流れる五十嵐川の良質な軟水と
その五十嵐川に支えられた良質な米を元に
真面目な酒造りを貫く小さな蔵元さんです。

その「五十嵐川」の名前を冠したお酒は、一般品の「福顔」に対して
やや上級品の位置づけのお酒のようですね。
名前は、何度も聞いているのですが、こちらの蔵のお酒をいただくのは、
今回が初めてです。

味の方は、新潟らしいスッキリした香り立ちと品の良さを持ちながら
旨味、後口の余韻が思いのほか、しっかりしているのが、特徴的です。
辛口すぎず、それで居て、重すぎずに米の旨味を充分に
感じさせてくれます。

山田錦100%使用という事で優等生的に成り過ぎるかなと
思っていましたが、意外や深み、余韻がしっかりしており、
バランスの良いお酒に仕上がっています。飲み飽きしないいいお酒ですね。
この辺は、蔵のつくりの良さが現れているのかもしれません。

白身魚などと相性が良さそうです、非常に食中酒向きのお酒だと思います。
少し冷した状態が良さそうですが、燗でも味が伸びそうです。
勿体無くて試していませんが。(笑)
名前も縁起が良い名前ですので、お祝いのご進物などにしても良さそうですね。

福顔 五十嵐川 純米酒 生詰
使用米:山田錦100%  精米歩合:60%
アルコール分:18度

製造元:福顔酒造株式会社。(新潟県三条市)
  HP:http://www.fukugao.jp/
購入先:東急吉祥寺店酒販場(東京都吉祥寺市)
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