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鍋島 徴古 甕貯蔵純米酒 [日本酒(九州、沖縄)]

鍋島徴古.jpg普段は、あまり古酒は、買わないのですが、
「甕貯蔵」という珍しさで購入した純米古酒。
タンクそのままや瓶ではなく、
お酒を甕に一度移し静かに熟成させたものだそうです。
甕貯蔵による遠赤外線効果で味の角がとれてまろやかに成るのだとか。
沖縄の泡盛なども、最近のタンク貯蔵では無く、
昔からの甕での熟成の方が本来のまろやかな味になると聞きますので、
メリットがあるのかもしれません。
焼酎の本場、九州の酒らしい手法かも知れませんね。

味の方は、なかなか面白い。
古酒らしい風味もしっかり有るのですが、それが突出せず、
スッキリした一面もあり全体に一体感があります。
どこか陽性の華やかさが有る風味で、
古酒と一般的な甘口の日本酒の中間、やや古酒寄りといった感じ。
古酒は、癖が強くてと感じる人には、試してみると面白いかもしれません。

飲み方は、個人的には、ロックがお勧め。深みのある風味を見せてくれます。
濃い味の日本酒が好きな方には、燗も魅力があると思います。
食後酒向きのお酒だと思いますが、癖のある珍味やチーズなどとの
マリッジを狙ってみるのも面白いと思います。

鍋島 徴古(ちょこ) 甕貯蔵純米酒
精米歩合:65%   アルコール分:15度以上16度未満
日本酒度:+3

製造元:富久千代酒造有限会社(佐賀県鹿島市)
購入先:酒の大桝雷門店(東京都台東区)
  HP:http://www.e-daimasu.com/bar/index.html
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日本最南端の酒蔵は?  (亀萬純米酒) [日本酒(九州、沖縄)]

亀萬純米吟醸.jpg南九州へ旅行に行った折のこと、売店でお酒を眺めていたところ
お店の方から「日本最南端の蔵のお酒ですよ。」と勧められたのが
このお酒でした。

その言葉を聞いて、妙な気分に成ったのが私。

実は、ちょっと前、とある所で日本酒の話を伺っていたところ、
「日本で日本酒を造っていない県は、2県だけ。沖縄と鹿児島。」
という事を聞いたのですが、
よく行く沖縄料理店で沖縄の日本酒を何度か飲んでるんだけど?
それじゃあ、あれは何?」と、疑問に思っていたところでした。

熊本県のお酒らしい、そのお酒が最南端なら、
やはり沖縄には、蔵元は、無いことになります。

「これは、シンクロニシティか?(笑)、とりあえず、この酒を買えという事だな。」
と言うわけで早速購入しました。

さて、買ったのはよろしいですが、何とか謎を解かねば成りませんね。


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鍋島 三十六万石 特別純米酒 [日本酒(九州、沖縄)]

気がついてみたら、九州のお酒は、
まだ一点も書いていなかったんですねぇ。
九州というとやはり焼酎がメインですが、名高い日本酒も
多いのですけれど何故か買う機会が少ないんですね。

蔵元の富久千代酒造さんは、明治の創業。
昭和の復興期に機械化された後、一転再び手作りを志し、
現在は、ほとんどが手造りで作られているようです。

この鍋島 三十六万石 特別純米酒は、
第14回日本酒コンクール純米部門で一位に輝いた事も有る
お酒だそうで、この蔵を代表するお酒の一つといっても良いでしょう。

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