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「九十九」と「つくも」 [遺跡、歴史、奇説、珍説]

苗字や地名で時々有る、「九十九」と書いて、ご存知のとおり「つくも」と読ませる名前。
実は、以前から「何でこういう読みなの?」と思っていました。

先ほど、テレビのニュースで京都で保存状態の良い「百鬼夜行図」がみつかり、
「古い夜行図は、道具などが妖怪になったものを描いたものが多く、
道具から動物への移行の過程を探るうえで貴重な資料となりそうです。」
ってな解説をやっていたんですよ。

家人曰く、「何で道具の妖怪なの?」
真秀、答えて、
「昔はね。古い道具なんかが百年ほどほったらかされていると、
命を宿して「付喪神」という妖怪に成ると信じられていてね、
唐傘のお化けなんかは、その名残なのよ。」
(何故か解説モード発動。(笑))

家人「へー、そうなんだ。」
真秀「そう、「鬼」が「付喪」から「動物」への過渡期という....
     えっ?「付喪」?...「つくも」?...あ、そうか!」
家人「へ?」

そうです。
判ってみれば造作も無い事なんですが、「九十九」年は、数えなら「百歳」。
物が「モノ」になり、「付喪神(つくも)」に成る年月。
だから読みが「つくも」なんですね。

いやぁ、アルコール入りモードも、普段と違う発想が出るので、捨てたもんじゃ有りません。(オィ!)
これで長年の胸の痞えが取れました。
タグ:九十九
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日本橋の風景 [遺跡、歴史、奇説、珍説]

先日、日本橋の老舗の蕎麦屋さんへ伺った折の事、
お店を出た後、折角なので周辺をぶらぶらしておりますと、
なにやらテレビなどで見たことの有る風景に出くわしました。

P1050129.JPGP1050140.JPG

「なるほど、ここが東海道の基点「日本橋」か。」
長く東京に住んでいますが実際に、日本橋へ来たのは初めてです。
さて、周囲を見回してみますと、なるほど、獅子や麒麟を象った像がたくさん。
柱も実に重厚で凝った装飾がされています。

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タグ:彫像 日本橋
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ストーンヘンジのパノラマ画像 [遺跡、歴史、奇説、珍説]

「ストーンヘンジ」と言えばイギリスのソールズベリー平原にある用途不明の巨石建造物ですね。

イギリスには、古代ケルト族との絡みもあってかなりの数の巨石郡がありますが、
その中でも最も有名なものの一つでしょう。

約700年ほどかけて色々な民族によって段階的に築かれたと言われるサークル上の巨石は、
様々な伝説に彩られ、アーサー王伝説に登場する魔法使いマーリンが造ったという伝説も有るとか。

ネットのニュースを見ていたら、
そのストーンヘンジの360度回転可能なパノラマ画像が見られるサイトが有ったので
珍しいのでリンクを張っておきます。
朝の光の中と思われる映像は、中々美しいです。

海外TV番組のHPのようなので、先方が公開終了した際のリンク切れについては、ご容赦。
http://www.bbc.co.uk/history/programmes/stonehenge/panorama.shtml
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狐狸に守られた浅草寺?? [遺跡、歴史、奇説、珍説]

先日、浅草寺近辺をぶらぶらと歩き回っていた時のことです。
伝法院通りの横に妙な看板を見つけました。

曰く、「おたぬき様」。(笑)

折角なので覗いて見たところ、水子地蔵等、3つ程のお社が祭られており
その中心たるのが、鎮護堂。その通称が「おたぬき様」。
身の丈1.2mほどの瀬戸物のタヌキが2体置かれており、
「鎮護堂にタヌキが住み着き、それを象徴として祭った。ウンヌン」という
2種類ぐらいの謂れが書かれて降りました。

その時は、「へー」という感じでお賽銭を揚げて出てきたのですが、
本堂にお参りして、毎度の「凶」のおみくじを引いて(笑)、
ふと案内板を見た時の事です。ある事に気がつきました。

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JAXAも粋だね。 [遺跡、歴史、奇説、珍説]

山形大の坂井正人助教授(文化人類学)らが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が、
19日に打ち上げ予定の陸域観測技術衛星「だいち」のデータを利用して
南米、ペルーのナスカの地上絵の正確な図面化、データベース化を計画しているそうです。
JAXAの公募研究のようです。

この手の遺跡群は、その配置に意味が有る場合も多いのですが、
今まできちんとした配置図やデータが作られていなかったと言うのも珍しいです。

ナスカの地上絵は、大地の上にある土を除けてその下の岩盤を露出させるだけで作られています。
つまり、偶々、ほとんど雨の降らず、人の入らない地域だから、
今まで残っていただけで、近年の開発や開発による気候の変化によって、
荒廃が進んでいると聞きます。

是非とも崩壊してしまう前にきちんとしたデータで残していただきたい物です。

元ニュースは、こちら
ナスカ地上絵:衛星データで分布図作成へ 山形大助教授ら


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