名残の雨の並木藪 [蕎麦]
浅草の名店、「並木藪」。
2月、いっぱいで改装のため10月まで休業するとのこと。
偶然にも、仕事が休みの日だったので最終日に伺って来ることが出来ました。
浅草駅から雷門を横目にみぞれ混じりの雨の中を南へ。
見慣れた、「並木藪」の佇まいですが、今日は、雨に濡れて艶やか。
開店15分前ですが他のお客さんもまだおらず、写真を撮った後、暫し待ちです。
時折、出入りしている花番さんが「寒い中すいませんね。」と声をかけてくださる。
心配りが嬉しい。いえいえ、こちらは好きで待ってるんですから。(笑)
開店の11時には、10人ほど列。まだ、暖簾はかからず。
お店の入り口のガラスから人の頭やフラッシュの光が見えます。
長く過ごしたこの建物での最後の営業ですものね。
記念写真を撮ったりしていらっしゃるんでしょう。
暫し待って10分遅れで開店。花番さんが丁寧に暖簾を出されているのがなんだか感慨深い。
入店。口開け客になってしまいました。お座敷は、遠慮してテーブルに相席でゆるりと。
少し冷えたので燗酒に天ぷらそば。
藪系独特の天ぷらそばは、先に蕎麦をいただいて、「抜き」としてゆるりと頂く事に。
お客さんは、天気のせいか6割ほどの入りですが、ゆったりと時間が流れています。
普段は、土日しか来られないので、観光客の方などでいつも入り口は、行列なので
「並ばないと入れない、ちょっと落ち着かないお店」というイメージが強かったのですが、
こういう老舗らしい落ち着いた表情の時間が有ったのだなと、今になって感心しきり。
いただいている間にも、
常連さんらしき方が連れ立っていらっしゃって御主人に挨拶されたり、
以前勤めていた花番さんらしい女性が挨拶にいらしたり。
となりの席の男性は、三浦からいらしたのだそうな。
締めにざるをいただいて
正味、小一時間。
いかにもいろいろな人が通り過ぎた歴史の長いお店らしい様子が感じられ、
しみじみとした時間でした。
改装後もこの店の良さをぜひ継いでいっていただきたいなと切に思いました。
2月、いっぱいで改装のため10月まで休業するとのこと。
偶然にも、仕事が休みの日だったので最終日に伺って来ることが出来ました。
浅草駅から雷門を横目にみぞれ混じりの雨の中を南へ。
見慣れた、「並木藪」の佇まいですが、今日は、雨に濡れて艶やか。
開店15分前ですが他のお客さんもまだおらず、写真を撮った後、暫し待ちです。
時折、出入りしている花番さんが「寒い中すいませんね。」と声をかけてくださる。
心配りが嬉しい。いえいえ、こちらは好きで待ってるんですから。(笑)
開店の11時には、10人ほど列。まだ、暖簾はかからず。
お店の入り口のガラスから人の頭やフラッシュの光が見えます。
長く過ごしたこの建物での最後の営業ですものね。
記念写真を撮ったりしていらっしゃるんでしょう。
暫し待って10分遅れで開店。花番さんが丁寧に暖簾を出されているのがなんだか感慨深い。
入店。口開け客になってしまいました。お座敷は、遠慮してテーブルに相席でゆるりと。
少し冷えたので燗酒に天ぷらそば。
藪系独特の天ぷらそばは、先に蕎麦をいただいて、「抜き」としてゆるりと頂く事に。
お客さんは、天気のせいか6割ほどの入りですが、ゆったりと時間が流れています。
普段は、土日しか来られないので、観光客の方などでいつも入り口は、行列なので
「並ばないと入れない、ちょっと落ち着かないお店」というイメージが強かったのですが、
こういう老舗らしい落ち着いた表情の時間が有ったのだなと、今になって感心しきり。
いただいている間にも、
常連さんらしき方が連れ立っていらっしゃって御主人に挨拶されたり、
以前勤めていた花番さんらしい女性が挨拶にいらしたり。
となりの席の男性は、三浦からいらしたのだそうな。
締めにざるをいただいて
正味、小一時間。
いかにもいろいろな人が通り過ぎた歴史の長いお店らしい様子が感じられ、
しみじみとした時間でした。
改装後もこの店の良さをぜひ継いでいっていただきたいなと切に思いました。
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