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伊勢、熊野のツアー旅行 速玉大社編 [旅行]

伊勢、熊野のツアー旅行 伊勢神宮編 より続く。

さて、旅行2日目。今日からが本番と言っても良い、熊野です。
P1080043.JPGP1080044.JPG伊勢志摩の朝焼けと日の出に送られて、
一路、熊野へ。良い天気で良かった。
伊勢志摩から熊野へは、結構距離がありますので、
約半日かけてバス移動し、
午後から観光と言う感じですね。

バスガイドさんの話を聞きながらのんびり向かいます。
そのバスガイドさんの話を聞いていたところ、ふと頭に響くものが。

ガイドさん:
「熊野三山には、熊野牛王符というものがありまして、災難除けとして居間や玄関に張るほかに、
裏面に誓約を書くと、それを破った際にはヤタガラスから災厄を受けるという事で
古来から誓約書としても使われて来ました。」

真秀:
「なんか、聞き覚えの有る話なんだけど...... それって......あっ、「熊野誓紙」か!?」

豊臣秀吉が五奉行五大老に「秀頼を支える」と書かせた誓約書や、
赤穂浪士の討ち入りの誓約書、果ては、吉原の芸者とお客の仮の婚姻に使われたり、
結構、歴史上、あちこちで見かける誓約アイテム。(笑)
「熊野」へ行くというのにすっかり頭から抜け落ちてました。
折角三社全部に行くのですから、熊野三社では、これを集めてみる事にしましょう。


P1080059.JPG最初に行ったのが 熊野速玉大社
三社の中では、もっとも街中にあり、お社も新しい感じ。
創建は、不明ですが、古い信仰の岩倉から発展したものとも
言われているそうです。
御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)、
熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、
十二柱の神々を祀り上げ新宮十二社大権現とも
呼ばれるそうです。
熊野本宮大社に対して「新宮」とも呼ばれるようです。
社殿の形状が妙に複雑で並ぶような形で十二柱の神様を納めています。
最も格の高い結殿、速玉宮は、さすがに古代の建築の名残を残した風格のある作りでした。
P1080053.JPGP1080056.JPGP1080063.JPG

P1080410.JPGここで予定どうり、1枚目の熊野牛王符をいただきました。
烏文字といわれる、御神鳥のヤタガラスと宝珠を象った図柄の配列で
文字を表しています。
文字の意味は、「熊野山宝印」。
ちょっと読めないですよね。(笑)





こちらをお参りしてから、次の目的地は、名勝「瀞峡」めぐりへ。
「瀞峡(どろきょう)」 というのは、和歌山県・三重県・奈良県を流れる北山川の峡谷で、
吉野熊野国立公園の一部に属します。
大台ケ原から流れた川が地形を浸食し複雑な峡谷を形成した場所です。
こちらは、渓谷美が売りなのですが....個人的には、そこへ行くまでの道のりの方が数倍面白い。(笑)
下流からジェット船と呼ばれる噴流推進船で上流へ向かうのですが、
川の深さが意外に浅くしかも川幅がかなり狭いのです。

時期がらか川に立ちこんで鮎釣りなどをしている人も多く、そこを竿が船体にぶつかりそうな距離で、
水と人を蹴散らしながら、猛スピードで遡っていきます。
P1080077.JPGP1080097.JPG
P1080102.JPGP1080111.JPG
P1080161.JPGいや、これは、楽しいですよ。(笑)
魚が逃げないのか、心配ですが。(爆)
川岸には、キャンプの人やたまに野生の鹿もいたりしてなかなか楽しい。
30分ほどかけて川を遡る中でお弁当の昼食をいただきました。





しばらく川を遡ると本番(?)の瀞峡です。観光船も屋根が開いて周囲の景色を眺める事が出来ます。
P1080116.JPGP1080126.JPG
険しい崖と下を静かに流れる水とのコントラストがなかなか見事です。
P1080129.JPGP1080136.JPG
P1080141.JPGこの「瀞峡めぐり」は、ツアーとかでは、オプションになっていたり、
コースに含まれない場合が多いらしいのですが、
非常に楽しめるコースだと思いますので、
機会がありましたら是非、行ってみてください。





さて、次は、本命中の本命。熊野本宮大社へ。

熊野本宮大社編 に続く。


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