ぶらりと浅草。

春の３連休の中日、
浅草は初めてという友人を連れてぶらりと浅草へ。

私も半年以上来ていませんでしたが、
なんだか随分お店が入れ替わった感じです。
こんなお店有ったっけ？と言うお店が増えてますね。

結構な人出の仲見世を歩いていて見つけたのが「きびだんご」を売っている「あづま」さん。
このタイプのきびだんごは、向島の百花園へ向かう途中などでも買えるのですが、
こちらのお店は、回転が速いこともあって、出来たての熱々で食べられます。

これが、美味い！熱々のもっちりした団子に香ばしい黄粉が良く合います。
今までは、「珍しいけど、地味な食べ物」と言うイメージでしたが、
熱々なだけで、これほど美味いとは、驚きでした。

もう一つ、美味さに驚いたのが、「おかき処　寺子屋本舗」さんの「ぬれおかき」。
珍しい串刺しスタイルで１本百円ということなので、面白半分で買ってみました。

温かく、外は、パリｯ、中は、もっちり＆しっとり。味が濃そうに見えますが、しょっぱくなく、美味い。
いやぁ、これは、気に入りました。

気になったのが、何処のお店でも、
「お店の前、または、横で食べてくださいね」
と言われること。
所々に、張り紙があり、どうやら食べながら入られると
困るお店もあるため、ルールが決められたようです。
うーん食べ歩きながらお店を冷やかすと言うのも
楽しみの一つなのですが、通り自体の美化の問題もあり難しいのでしょうね。

時事ネタを素早く取り入れている土産物などを冷やかしながら
浅草寺の境内へ。
本堂は、現在、大営繕の最中で足場などが組まれています。
本堂は、お彼岸中のせいでしょうか？
伽藍が開かれ灯明が灯っています。
なんだか普段より、ご利益がありそうなので、
御神籤を引いてみました。番号が「五十八」．．．う、やな予感が。

やっぱり！「凶」ですね。（笑）　ここで御神籤を引くと７割ぐらいの確率で凶なんですよ。

浅草寺を出て七味唐辛子屋さんや和紙屋さんなどを覗きながら浅草公会堂へ。

こちらは、有名人の手形で有名。しばし眺めて廻ります。
基本、等間隔で並べられて居ますが、所々にくっつけて並べられたモノが。
コンビなどで活躍された方々のものですね。（写真右は、「夢路いとし」「喜身こいし」）

お昼御飯は、あまりの人出に有名店は、何処のお店も１時間待ち。
ふと思い立って、以前から気になっていた泥鰌の飯田屋のとなりの 「軍鶏家」 さんへ
幸い、ランチに滑り込む事ができました。
滑り込みだったので他のお品書きは、終わっており、頼めたのは、「親子丼」のみ。

ところが、この「軍鶏の親子丼」が絶品。とろりと半生の卵、濃すぎず深みのある割り下。
歯ごたえしっかりの軍鶏肉、ほろりと柔らかく旨味のある軍鶏のつくね。
私が食べた事がある親子丼の中でもベスト５に入る出来。
もう少し量があると嬉しいですが、これで１０００円は、お値打ちでしょう。
こちらは、夜は、軍鶏の焼き鳥や「鬼平鍋」などで一杯飲めるお店のようです。
夜に訪れても面白そうですね。

食後は、浅草寺裏を街並みを眺めながらぶらぶら。
大学芋の千葉屋さんも大行列で売り切れ状態。
（こちらも滑り込みでゲット。）
今日は、本当にすごい人出なんですね。
つくばエクスプレスの浅草駅が開業した性で
人の流れが変わり、観光客が増えたのも大きいようです。
以前は、六区の北側や浅草寺裏は、割と寂れた感じも有ったのですが、
人出が増え、お店も新しくなったり、新店が出来たり、活気ある町に変わりつつあるようです。
以前は、人もまばらだったお店が人気店に変わっていたり、変化が有って面白いですね。

しばらく、ご無沙汰でしたが、また、あちらこちら廻ってみたくなりました。


追記：
今回、見かけた謎の看板。
焼肉なのに「江戸前」ってなんだ？
東京湾で牛でも採れるのかいな？

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