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韓国ソウル、どたばた旅行 景福宮編 [旅行]

P1060450.JPG 韓国ソウル、どたばた旅行 出発編 より続く。

韓国旅行も2日目。今日は、真面目に(?)ソウル市内観光です。
ちょっと早く目が覚めたので、朝食前に散歩。
ガイドさんは、「今週は、暑い」を連呼していましたが、朝方は結構冷え込みます。
やはり、北国なんですね。
海外が初めての両親は、昨日は、日本語が通じすぎて外国に来た気がしなかったとのこと。
散歩して街を眺めて、大分、今まで来た事の無い場所に居るというのを実感したようです。

朝食は、ホテルのバイキング。
一般的なホテルメニューですが御飯や味噌汁、納豆なんかもあるのは、嬉しい。
スモークサーモンやフレンチトーストなどちょっと変わったものも有って気が利いています。
特に焼き立て?のパンが美味しかったですね。

韓国のガイドさんは、イマイチ、アバウトな部分が多い感じです。
この日もバスが、既に来ているので乗って良いと言うので乗ったら、なんと違うツアーのバス。(笑)
慌てて私たちも含めて、数組、出発直前に慌てて降りるはめに。

P1060508.JPGそんなこんなで、バスに分乗して最初の目的地、景福宮へ。
ソウル市内は、発展している地域と整理されていない地域が
結構はっきりしているようで、
近代的な街と右の写真の雑然とした街並みが
かなり同居しています。

ちなみに韓国内では、パスポートの提示が必要な場所は非常に限られているようです。
北朝鮮との国境地帯の観光の場合とソウル市内にも4軒ある外国人向けのカジノに行く時以外は、
全く必要ないとのことです。
滞在中は、ホテルのセキュリティボックスに預けてしまった方が、紛失する心配も無く安心でしょう。

P1060442.JPG景福宮は、1394年に建てられた王宮だそうですが、
16世紀後半の豊臣秀吉の朝鮮出兵や満州王朝の侵入で
ほぼ全てを焼失。19世紀後半に再建したものの
日本統治時代に朝鮮総督府に転用されるなどで、面影が
無くなってしまった物を1995年から再度再建しているのだそうです。
韓国に行って感じたのは、やはり近い隣国なので、
こういう日本との政治的な関係による影響が結構残っている事ですね。
過去の歴史についての是非については、ここでは取上げませんが、
今まさに再建中の建物も目の前にある訳ですから、韓国の方々の複雑な感情と言うのも
やはり無いとは、言えないのだろうなと思います。


P1060445.JPGP1060450.JPG

P1060449.JPGこの景福宮ですが、建物の様式は色彩感覚等は、違いますが、
屋根や建物形式など京都、奈良の古寺に通じるものも多く
やはり文化の近さを感じます。
また、やはり大陸のお国柄。
京都以上に風水を考慮して作られているそうで、
北に山、南に漢江を配して地勢にもかなり
気を配った配置をされているようです。

また、宮内各所に風水を意図して様々な彫像が配され非常に見ていて面白い宮殿です。
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P1060461.JPGこちらは、実際に王様が政治を執り行った部屋です。
面白いのは、王には必ず記録官が付き従い、その行いの良し悪しを
全て記録するのだそうです。
この記録は、王自身も見ることが出来ず、死後にその王の評価とし
歴史に記録されるのだとか。
ただ、儒教の国なので評価には、親たる前王や年長者を
丁寧に扱ったか等も含まれるようですが、権力者に対して客観的な評価がされる
システムというのは、面白いなと思いました。どこかの国も採りいれて欲しい物です。(笑)

P1060477.JPGそれぞれの建物には、オンドルという床暖房システムが
必ず作られており、焚口から煙を送りこみ、
右の写真のような煙突で排気する事で暖房を取る様に成っています。
この辺は、寒い国ならではと言う感じですね。

景福宮を見た後は、直ぐ横の民族博物館を見学しました。
韓国の昔の生活などが展示されているのですが、
はっきり言って、一般の農民の着物や道具、漁民の漁具などは、
昔の日本と全く同じです。
やはり近い国であり、中国なども含めて文化の交流が有ったからなのでしょうね。

その後、ロッテ免税店へ。
ロッテデパート内に2階層ほどを取っているかなり大きい免税店です。
やはり韓国旅行の魅力の一つは、お買い物らしく(笑)、女性の方等は、我先に進んでいきます。
ちなみに一番人気は、「BBクリーム」だったようです。
ただ、うちの一行は、正直、あんまりブランド品とか興味ないのでお土産を少々覗いた程度。
よさげな地元のお酒も無かったですしね。(笑) ちょっと手持ち無沙汰でした。

さて、お昼は、これも韓国の定番「石焼ビビンバ」。
例によってお代り自由の副食と一緒にいただきます。
P1060503.JPGP1060504.JPG
入れるコチジャン?の量がすごい。これでもかと言うほど入れるのですが、
これがしっかり入れないと美味しくないから不思議です。
辛い!でも美味い!(笑) 汗が吹き出て止まりません。(笑)
ビールで口を冷しながらしっかり完食しました。両親には、ちょっと辛かった様です。

「韓国ソウル、どたばた旅行 宋廟、インサドン編」 に続く。
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コメント 2

さみぃ

韓国、行かれたんですね。
私は、昨年秋、2回ほど仕事で行きました。
#のべ、3週間ぐらい行ってました。

わたしが行っていたのは、ソウルの隣の市だったので、(もちろん観光地ではない)日本語なんてまったく通じず、英語も微妙。(さらに私の英語も微妙ですし)
食事を取るのも一苦労でした。
でも、向こうの方は、みなさん、とっても親切で、人情を感じましたよ。
通じなくても、何とかしてあげようって、たくさんの人が集まってきてくださるんです。お店の人のみならず、お客さんも。

で、けっきょく、その滞在で一番最初に覚えた言葉は、「メクチュ(ビール)」でした(笑)

あとは、「ソジュ(焼酎)」とか「スル(お酒)」とか。・・・酒ばっかりやん。
必要なものは覚えるんですね。

わりとチャレンジャーなので「フェー(おさしみ)」も食べましたが、その中でひとつだけ、絶対無理だったのが、これ。

http://huaihua.blog5.fc2.com/blog-entry-315.html

滞在中は名前がわかんなかったんですが、「韓国、刺身、軟体動物」ってぐぐったら出てきました。


なんていいますかね・・・太い血管?
そして、切られているのに、うごめいているんですよ、これが・・・。
さすがに食べられませんでした。
おいしいそうですよ。韓国の代理店ののお兄さんに聞いたら、そういってました。

韓国・・・奥が深いですね。
あのたくさんのナムル、また食べたいです。
いつもランチにいっていたお店のが、とってもおいしかったんです。
材料によって、それぞれ少しづつ、味や調理法が違っていて。
私は、ウリみたいなのが好きでした。

#でも、残したのを使いまわしてないか、ちょっと心配だったけど(汗)。


ちなみに、アップされているお写真の中の日時計(黒いボウルみたいなの)
は、仕事で、イヤというほど見ました。

実物は見たこと無いんですけどね。画像とCGだけ。
撮影は、弊社の別のものが行ったので。

韓国、また、行ってみたいところです。





by さみぃ (2009-02-09 01:49) 

真秀

さみぃ様。こちらでは、初めまして。

やはり、ソウルから外へ出ると、韓国語以外は、厳しいのですか。

最初に覚える言葉は、
やはり住が足りれば、次は、「食」と「飲」ですからねぇ。(笑)
私は、年に2、3度に出張で上海にも行くのですが、
未だに喋れる上海語は、
「シャオジェィ(お姉さん!」「ザイダン(メニュー!)」「マイタン(お勘定!)」
の3つだけです。(爆)

>絶対無理だったのが、これ。

ひぇー、「ゆむし」ですか。日本でも北海道の一部で
食べると聞いた事が有りますが...
私も食べ物は、チャレンジャーなほうですが、
これは、ちょっと...お腹の中で増殖しそうで.....

>写真の中の日時計

ご存知でしたか。
これ、日時計というか、実際は、「天文儀」に近いんで、
説明しだすと長くなりそうだったので本文では、
流してしまったのですが。

しかし、映像系のお仕事とのことですが、
こういうのを良く見られるとは、
何やら面白そうなお仕事をされてらっしゃいますね。
by 真秀 (2009-02-09 23:18) 

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