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蓬莱泉 寒おろし 特別純米酒 [日本酒(中部、東海)]

これも私の好きな銘柄、「蓬莱泉」の寒おろし。
「寒おろし」は、2月に搾ったお酒を約10ヶ月熟成させ、
12月頃に出されるお酒。
「冷おろし」よりもさらに熟成期間を伸ばし、熟成させた感じですかね。
「寒おろし」を名乗る銘柄は、日本名門酒会のプロデュースで、
「浦霞」「大七」、そして、この「蓬莱泉」の3銘柄が出ているようです。
この蓬莱泉の「寒おろし」は、毎年2月4日に少量販売させる、
「立春朝搾り」の熟成版だそうです。
「立春朝搾り」の方は、残念ながら未飲なのですが、
出来れば飲んで熟成による変化を比較してみたかったですね。
お味の方ですが、これもいい味です。すっきりと曇りの無い芳香。
口に含むと最初のアタックは、結構辛口、なのですが、
後から口の中一杯にふうわりと旨味が広がります。
旨味の後から僅かな上品な甘みが顔を見せ、長く漂います。
辛すぎない辛口が好みの方には、魅力的な御酒だと思います。
個人的には、最初の口あたりと後の甘みの落差がくっきりする、少し冷したぐらいの温度が
お勧めです。
食中酒も悪くありませんが、後口の繊細な旨味と甘みを大事にするなら、
お酒自体を楽しむ方向の方が良さそうです。
蓬莱泉 寒おろし 特別純米酒
原料米:夢山水・チヨニシキ 精米歩合:55%
日本酒度:+2 酸度:1.5 アミノ酸度:1.2
製造元:関谷醸造株式会社(愛知県北設樂郡)
HP:http://www.houraisen.co.jp/
購入先:丸井国分寺店酒販場(東京都国分寺市)
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