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「九十九」と「つくも」 [遺跡、歴史、奇説、珍説]

苗字や地名で時々有る、「九十九」と書いて、ご存知のとおり「つくも」と読ませる名前。
実は、以前から「何でこういう読みなの?」と思っていました。

先ほど、テレビのニュースで京都で保存状態の良い「百鬼夜行図」がみつかり、
「古い夜行図は、道具などが妖怪になったものを描いたものが多く、
道具から動物への移行の過程を探るうえで貴重な資料となりそうです。」
ってな解説をやっていたんですよ。

家人曰く、「何で道具の妖怪なの?」
真秀、答えて、
「昔はね。古い道具なんかが百年ほどほったらかされていると、
命を宿して「付喪神」という妖怪に成ると信じられていてね、
唐傘のお化けなんかは、その名残なのよ。」
(何故か解説モード発動。(笑))

家人「へー、そうなんだ。」
真秀「そう、「鬼」が「付喪」から「動物」への過渡期という....
     えっ?「付喪」?...「つくも」?...あ、そうか!」
家人「へ?」

そうです。
判ってみれば造作も無い事なんですが、「九十九」年は、数えなら「百歳」。
物が「モノ」になり、「付喪神(つくも)」に成る年月。
だから読みが「つくも」なんですね。

いやぁ、アルコール入りモードも、普段と違う発想が出るので、捨てたもんじゃ有りません。(オィ!)
これで長年の胸の痞えが取れました。
タグ:九十九
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