亀鶴庵＠原木中山

さて、一応、仕事（の名目）で幕張の巨大体育館で行われた
電気製品の博覧会を見物に。

どこかでお昼に蕎麦でもと探して見つけたのが
乗換駅の「西船橋」の一つ前、
原木中山の企画案．．．もとい、亀鶴庵さん。

駅を降りて準備してきた地図を見るが．．．．
？？駅前のはずなのに店が無いんですが。

プリントアウトした店の写真の縦長のタイルをヒントに
高架線路沿いの細い道を３０ｍ入ったとこに店を見つける。
イヤ、これは、判んないって。場所悪すぎでしょう。

２０席ほどのお店は、蕎麦屋というよりは、
町場の食堂っぽい雰囲気。
大きな打ち場の前に席をいただいて、
今日は、一応仕事なので酒抜きという事で、
平日ランチ限定の親子丼セットを冷たい蕎麦で。

しばし待って出て来たセットは．．．
イヤ、量有りすぎでしょ。これ。
１枚分のざる蕎麦に、親子丼は、ほぼ普通の量、
サラダとお漬物に味噌汁まで付いて９８０円。
こういう場合、普通は、親子丼は、小盛で
味噌汁は付かないんじゃ？（汗）

先ずは、蕎麦を。
色は、やや白くかなりの細めの切り。やや切りムラあり。
一口、いただくと．．．おっ？美味い、いや、甘い。
しっかりした腰で蕎麦の軽い風味と甘さが際立つ蕎麦。
粉は、二八ぐらいでしょうか、
北海道の幌加内産の蕎麦と壁にありますが、新蕎麦なのかな？
さらしな程白くは無いので、ややしっかりと外側を除いた粉でしょうか。
これは、美味しい蕎麦。

汁は、濃いめながら変な甘さが無くすっきり感のあるもの。
蕎麦との相性も良し。
薬味は、葱と山葵。
蕎麦自体の味が際立っているので薬味いらず。
あっと言う間に胃に納まってしまいますね。

親子丼も汁がしっかり染み、卵の火の通し具合も良い、
美味しい出来。
サラダ、味噌汁もきちんとしたもので、
結構な量でしたがきれいにいただいてしまいました。

しかし、食堂然としたぶっきらぼうな店の雰囲気から想像できない、
洗練された蕎麦に驚きました。
この質で、この雰囲気とこの立地は、勿体無いですねぇ。
夜は、一品料理で軽く飲む店になるようです。

食後は、西船橋まで腹ごなしを兼ねて一駅歩く事にしました。
さて、コンパニオンさんを見物に行かねば。（オイ）