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裏磐梯、初秋の旅(前編) [旅行]

P1050809.JPG裏磐梯へ旅行に行って 初雪に降られてえらい目にあった のは、去年の秋のことでした。
今年は、そのリベンジをするという事で再びドライバーで借り出される事に。

紅葉には、まだちょっと早めの時期。
さすがに今度は、雪は振らないと思いましたが....念のためチェーンは、持っていくことに。
(熱ものに懲りて、なますを吹く。(笑))

P1050760.JPG天気は、イマイチながら晴れてくると言う予報を信じて
外環道から東北自動車道へ抜けて、
磐越自動車道の猪苗代磐梯高原ICを降りると
辺りは、一面、黄金色の田園風景。
丁度、刈入れ少し前の時期なんですね。

山の紅葉は、予想どうり、
まだまだ0.5分と言ったところですが
金色に彩られた風景に囲まれて道を走るのは、
なかなか気分の良いものです。
P1050774.JPGこちらでは、田んぼちょっと開いた横のスペースなどに
蕎麦が植えられていますが、こちらは、ちょっと時期が遅めで
場所によって花が咲いていたり、もう散っていたり。
中には、赤い蕎麦の花が植えられている所もあります。
白もいいですが、赤もなかなかきれいですね。

お昼御飯は、お礼も兼ねて、去年雪の中をお世話に成った手打ち蕎麦の「しんぼり」さんへ。

お蕎麦も相変らずの良さでしたが、夕顔の煮浸し、茗荷とミント(!)の天ぷら、
自家製のお漬物などなど、また、いただいてしまいました。
P1050754.JPGP1050753.JPGP1050755.JPG
P1050757.JPGお蕎麦は、少し食べてしまった後です。(笑)
とろろざる、お勧めです。
蕎麦の奥は、初めて食べた鰊の天ぷら。
骨も気にならず美味しかったです。

さて、お店を出るころには、雲も切れ間が見え始めました。
去年は、毘沙門沼、一色しか見られなかったのですが、
今年は、無事全部が見られそうですね。

五色沼は、鉱物質が溶け込んだ青味がかった水と鉄分を含んだ赤い土、
そして深い緑と光が織成す複雑な色合いの沼で有名ですね。
五色沼ビジターセンターからスタートする五色沼自然探勝路は、反対側の柳沼の休憩所まで
約3.6km、片道一時間少々のアップダウンの少ないハイキング向きの道です。
P1050778.JPGP1050787.JPGP1050800.JPG
P1050806.JPGP1050809.JPGP1050812.JPG
車で来ている身としては、全部廻ったら戻ってこなければいけないところが難ですが、
国立公園に指定されている深い緑の中を歩くのは、なかなか気持ちが良いです。
それぞれ個性がある沼の風景も面白いコースでした。

五色沼を廻った後は、今日の宿の 国民休暇村 裏磐梯 へ。
圧倒的な広さ(200ヘクタールだとか)の敷地には、探勝路、キャンプ施設などもあり
非常に気持ちの良い施設です。お風呂も黄金色の温泉です。
夜は、地元の料理や食材をたっぷり取り入れたバイキングで地酒を楽しんだ後、
夜八時から施設内の天文台で行われる天体観測に参加しました。
この観測会は、宿泊客以外の人も参加可能です。(4月から11月の晴天時のみ。無休、無料)
天文台も「宝くじ基金」からの寄付。つまり私たちが買った「空くじ」で造られている訳です。
仇を取る為にも、利用しなきゃ損ですよ。(笑)
この日のターゲットは、木星。大気の揺れが上手く同調すると独特の縞模様まできれいに見えます。
木星の衛星も6個ほど見る事が出来ました。

そして、天文台を出た後に暗い場所で空を見上げた所、いやぁ、驚きました。まさに満天の星空。
ちょうど雨の後で雲がきれいに切れたのが良かったのでしょう。
天の川までくっきりと見えて、星の数が多すぎて、星座を確認するのが難しい程の星空。
奄美大島や宮古島と言った離島にも行った事が有りますが、こんな星空は、初めてです。
天の川を英語で「ミルキーウェイ」と言いますが、確かに黒い紙に牛乳をこぼしたように、
あるいは、白い雲のように見えるんですね。驚きました。

30分ほど飽かず星空を眺めた後、こんな機会は、滅多の無いので、急ぎ露天風呂へ直行。
満天の星空の下、星を眺めながら黄金色の露天風呂でゆったりと入浴。
実に貴重で幸せな時間でした。



後編 に続く。
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