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裏磐梯、初秋の旅(後編) [旅行]

前編 より続く。

さて、一夜明けて、翌日は前日の星空が嘘のような、ちょっと曇り気味の天気。
先ずは、寝起きに一風呂。(楽)
朝食の前に、これも休暇村主催のイベント早朝散歩に参加。
高原の朝の空気は、肌寒いほどですが実に気持ちが良いですね。
kobusi.jpg広い敷地に広がった散策道を廻ります。
左の写真は、ちょうど色づいていた「こぶし」の実。
千昌夫さんの名曲「北国の春」などで有名な白い大振りの花は、
知っていましたが、こんな実を付けるのは、知りませんでした。
「こぶし」の語源は、つぼみが開く直前の形が
子供のにぎりこぶしに 似ているところからだと聞いていましたが、
この、実の形が「握りこぶし」のようにごつごつしているからだという説もあるそうです。

散策道は、ススキなどが多く、吾亦紅やツタ漆なども見られます。
年に2,3組、「熊が出た」と駆け込んでくるお客さんも居るとか。
襲われたと言う話は無いそうですが、熊が木に登って木の実などを食べた時にできる「熊棚」は、
時折、見られる事があるそうです。

さて、盛りだくさんの朝食を済ませて、宿を出て磐梯吾妻スカイライン方面へ。
このスカイラインは、晴れていれば絶景のドライブコースなのですが、
入り口に来た所かなり雲がかかってしまっていました。
残念ながら予定を変更して、道の駅などで買い物をしながら次の目的地「あぶくま洞」へ。

あぶくま洞 は、福島一の景観と言う説もある全長800mの鍾乳洞です。
田舎道を時おりある案内板を頼りに進んでいくと山の上に白い切り立った場所が。
「石灰岩でも採取しているのかねぇ。」と話をしていたらそこが「あぶくま洞」でした。

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切り立った石灰質の岩盤は、それだけでも結構な景観。かなり山の上なので展望もなかなかです。
見学料金は、1200円、探検コースの方を通る場合は、200円プラスです。
正直、ちょっと高いなと思ったのですが、入ってみて驚きました。
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有名な鍾乳洞には、結構行った事が有るのですが、
このあぶくま洞は、行った事がある他の鍾乳洞と比べても非常にスケールが大きいです。
本格的な鍾乳石や石筍が目の前で触れるのも凄いですがなんと言っても最深部のホール、
「滝根御殿」の広さと壁や天井地面を覆う鍾乳石の凄さが圧巻。
テレビの映像などで鍾乳洞の大ホールは見た事が有りますが、
観光できる鍾乳洞でここまでのスケールのものは、非常に珍しいと思います。
照明などの見せ方もかなり工夫されており、
全く飽きない約40分の洞内探訪は、一見の価値があります。
今回は、寄りませんでしたが近くの入水洞などもかなり楽しめる鍾乳洞のようです。

さて、こちらを出た後は、同行者のたっての希望で塩屋崎へ。福島横断コースですね。(笑)
こちらの塩屋崎灯台は、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台の一つでも有りますが、
美空ひばりさんの名曲「みだれ髪」の歌の地でもあり、石碑と歌碑が建てられています。
P1050903.JPGP1050904.JPG
これが是非とも見たかったんだそうです。かなり観光客が来ておりなかなか人気の場所のようです。
常磐方面に車で来たのは、初めてですが、全体に風光明媚で良い土地ですね。

時間も結構遅くなっていたので、この後、小名浜に寄って海産物を買ったりしながら帰宅の途に。
2日間、約750kmの旅行でした。
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