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出雲大社の奥殿を見る旅(松江、境港編) [旅行]

「出雲大社の奥殿を見る旅(奥殿拝観編)」 から続く。

さて、無事、今回の旅行の最大の目的を果たした一行は、リラックスして観光モード。
山陰方面というと何故か「妖怪」関係で有名な方がお二方。
「小泉八雲」さんと、「水木しげる」さんですね。それぞれの縁の地へ向かう事に。

バスで移動しながら思うのですが、こちら出雲は、
ちょっとした田んぼの真ん中などがポコンと盛り上がっていて
そこも古墳、あそこも古墳と言う感じなんですよね。
住んでいる東京などでは、古墳とかが出たら大騒ぎなのですが、
こちらに住んでいる方々には、日常当たり前のものなのでしょうね。

P1050395.JPGさて、バスは、宍道湖を廻って松江へ到着。
こちらは、緑の多い山陰有数の城下町ですが、
「怪談」などの著作で有名な
ラフカディオ・ハーン、小泉八雲さん縁の地ですね。
木々の緑の中に浮かぶ松江城と武家屋敷が
とてもきれいです。

ツアーの時間の関係で、ここは、武家屋敷、
小泉八雲の旧家、天守閣などを廻るコースと
堀川を船で遊覧するコースの2択。
以前訪れた時に武家屋敷や八雲の旧家等は見たので、今回は、堀川遊覧の方へ。


堀川遊覧は松江城を囲む内堀、外堀、約3.7kmを50分ほどかけて廻るコース。
P1050346.JPG10人乗りほどの小船でゆったりと廻ります。
堀の周囲は、緑が多く動植物が豊富。
船の通った後には小魚が水面に
上がってくるそうで、
それを狙って水鳥などが集まります。
また、武家屋敷やお城も眺められ
非常気持ちが良いです。

そして、お楽しみ?が。もう一つ。
右の写真のように屋根つきの船なのですが、所々、低い橋があるので、
この屋根では、つっかえてしまいます。

どうするかと言いますと屋根を下げてギリギリの高さですり抜けます。
P1050375.JPGP1050376.JPG

右の写真のように中は、結構姿勢を低くする必要が有りますが、これはこれで中々楽しい。

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水面を渡る風も気持ちよく、なかなか楽しい時間でした。
冬は、炬燵などを入れて上手くすると、暖まりながら雪景色の遊覧が出来るとか。
これは、なかなかお勧めの楽しみ方です。

さて、地ビール付きの昼食を済ませて、この日、最後の立ち寄り地、境港へ。

こちらは、「ゲゲゲの鬼太郎」などで有名な漫画家「水木しげる」さんの出身地。
近年、妖怪の銅像が立てられ、妖怪神社、河童池、水木しげる記念館などが建設され、
「水木しげるロード」と呼ばれ、整備されています。
映画の公開や再アニメ化なども手伝って人気のスポットに成っているようです。

まあ、これは、写真をお楽しみください。
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左:街灯...目玉の親父仕様。 右:いろんな御菓子やグッズだらけです。

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左:「霊在月」って「お盆」のこと? 右:ねずみ男さんです。

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左:目玉の親父、入浴中バージョン 右:鬼太郎君

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左:ねずみ男。有名キャラは、色々なポーズの像があります。 右:一反木綿さん

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左:目玉の親父地蔵  右:妖怪神社入り口の手洗いの目玉。水流で回転します。

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左:妖怪神社の御神木  右:運良く見れた猫娘列車。
                    他に鬼太郎、ねずみ男、目玉の親父の列車あり。

中々、楽しめましたが、時間が無くて「水木しげる記念館」を見学できなかったのが残念。
「水木しげる記念館」には、貸本時代の作品など漫画史としても貴重な資料が
多数収蔵され、公開されているそうです。
もしお時間の取れる方は、是非じっくり寄ってみてください。

さて、こちらでお土産などを買いつつ、今日は早めに宿泊地の米子へ。

実は、偶然ですが、この日は、米子では、「がいな祭り」というお祭りの最終日。
「がいな」と言うのは、地元の言葉で「大きい」という意味の言葉だそうです。
3日間に渡るお祭りの最終日でこの日は、3千発の花火の打ち上げがあるとのこと。
早めに食事を済ませてもらって、見にいけるようにという嬉しい配慮ですね。

早めに食事を済ませて15分ほど歩いた海辺の公園へ。
物凄い人出で立すいの余地も無いほど。
いろいろ屋台で買い込みながら生ビールをグビッ。夏は、やっぱりこの雰囲気ですね。
ただ、何となく寂しさも感じるのは、私が余所者でこの地の人間では無いからでしょうか?

ともあれ、花火はなかなかに見ごたえ有り。
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偶然では、ありましたが、いい夏の夜を過ごさせて頂きました。
しかし、今日は、いろいろ中身の濃い一日でした。

明日は、最終日。鳥取砂丘などを見た後、帰京です。

鳥取編 に続く
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コメント 2

でえ

結構なご旅行でおめでとうございます。(笑)

古墳ですが・・・ある所にはありますからねえ。
ウチの小学校の近所にもありますし、市の南部には100基単位でゴロゴロしてます。
東京(この場合は武蔵国の意)にも、もちろん古墳はありますが、開発で消滅してる率が高いと思われます。
他には盛り土が無くなって石室だけとか、跡地の祠や神社のみとか。
(はっ、古墳があるって、開発されてない田舎って事かしら?笑)
まあいいや。(笑)

---

「霊在月」(れいありづき)は、「神在月」にヒントを得たらしいです。
境港では、01年くらいから8月を「霊在月」としてイベントを開催してるらしいです。
10月末には「妖怪検定」もある事ですし。(笑)

いずれにせよ、あのカニは許せねえっ!て事で。(笑)
by でえ (2008-08-14 23:13) 

真秀

でえ様

>古墳ですが・・・ある所にはありますからねえ。
>ウチの小学校の近所にもありますし、
>市の南部には100基単位でゴロゴロしてます。

なるほど、でえ様の御出身地も、出雲と同じ日本海巨木系の文化エリアで
歴史の古い場所ですものね。

関東ですと東京よりは、埼玉の「さきたま古墳群」なんかの方が多いですかね。
東京は、貝塚とかは、多いですが小規模な集合墳墓が多くて、
古墳と呼べるものは、あまり多くないんですよ。

>01年くらいから8月を「霊在月」としてイベントを開催してるらしいです。

なるほど、霊が集まってくる月な訳ですね。

>いずれにせよ、あのカニは許せねえっ!て事で。(笑)

って、結論、それっすか?!(笑)


by 真秀 (2008-08-15 00:15) 

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