出雲大社の奥殿を見る旅（玉造温泉編） [旅行]
2008年の夏に行われるこの年最大のイベントと言えば．．．．出雲大社の奥殿公開ですよね。え？北京オリンピックだ？．．．何を言ってるんですか。
オリンピックなんざ、4年待てば次の大会が来るんですよ。
奥殿が見られるのは、遷宮が行われる60年から70年に一度。
人によっては、一生見られない可能性も有るんです。どちらが、希少な機会か一目瞭然ですよね。
公開は、4/21－23、4/26－5/6、5/13－18と7/19－21、8/1－8/17に別れて行われましたが、
4月、5月、7月は、仕事の都合でやむなく断念。
8月に勝負をかけるつもりでしたが、5月の公開の情報によると
あまりに人が殺到し６，７時間待ちになるケースもあったとか。
これは、個人ではなかなか難しそうだということで、
8月初めの旅行会社さんの2泊のツアーに参加する事に。
参加を申し込んでから判った事ですが、旅行会社用の見学枠とかは無く、
なんせ60年前に有ったきりなので様子も判らないため、
実際にどのくらい待つかとかは、行ってみないと判らないとの事。
うーん、なかなか不安な情勢ですね。（笑）
さて、旅行当日、朝９時半に東京駅へ集合し新幹線のぞみで一路、岡山へ。
ちなみに京都から先へ新幹線で行くのは、初めて。久々の電車での長旅です。
岡山駅を降りてチャーターバスに乗り換え。「．．．．暑っ！なんだこの気温。」
夏に南へ旅するものでは有りませんね。
明日は、ワースト５時間ぐらい並ぶのは、覚悟とのこと。
脱水症には、気を付けなくては。
岡山から山陰方面へ。鳥取の象徴、大山がきれいですね。
ちなみに出雲、松江方面は、２度目の旅行です。大山を見るとこちらへ来た気分になりますね。
初日は、ほとんど移動のみ。先ずは、美人の湯で名高い玉造温泉で入浴です。
写真左の変わった建物が玉造温泉の日帰り入浴施設「ゆーゆ」。
変な形ですが、上から見ると勾玉の形なんだそうです。こちらで、先ずはのんびりと入浴。
施設内は、設備やお土産屋も充実していてお風呂もなかなか広々としていて、
ゆったりとお湯を楽しむ事が出来ました。
余った時間で歴史ある玉造温泉の町並みを散策。なかなか風情のある町並みですね。
一応、夜用に、こちらのお酒「豊の秋」の純米吟醸も確保。（笑）
近くの宍道湖の横にある「まがたまの里伝承館」で早めの夕食。「かにづくし御膳」。
茹で蟹、蟹の天ぷら、味噌汁と盛りだくさん。他に出雲蕎麦なども。
蟹は、ちょっと時期ハズレかと思いましたが、なかなか良質で美味しい。
地酒の「豊の秋 花仙山」との相性も良し。（笑） 楽しませていただきました。
そして、何より素晴らしかったのは、宍道湖に沈む夕日です。
夏のこの時期が一年で一番美しく定評があるのだとか。確かに非常にきれいな風景でした。
夕日を眺めつつバスは、平田市のホテルへ。明日は、朝七時出発（！）という強行軍なため早目の宿入り。
．．．．ですが、流石に早すぎるのでちょっと外へ飲みに。（笑）
その時に見つけたのが右の写真のもの。
「平田一式飾り」というこちらの名物で
仏具や道具などを集めて人や場面を表した飾りを作り、
近くの平田天満宮へ奉納するのだそうです。
写真の「弁慶」は、食器で作られたもの。偶然ですが、思いがけない物を見ることが出来ました。
さあ、しっかり英気を養って明日に備えなくては。
奥殿拝観編 へ続く。
だ、誰!?
こんな蟹を食べてる人！許せない（笑）
夕日、きれいですね・・・
by たろママ (2008-08-10 08:10)
たろママ様
蟹一杯半（+天ぷら分）は、なかなかでしょ。（笑）
この旅行で一番豪華な食事でした。（苦笑）
私は、「蟹より海老」派の人間で、蟹には点数が辛いんですが、
この蟹は、身もしっかりしていて甘く、蟹味噌も良品。
全部割ってきれいにいただきました。美味しかったですよ。
宍道湖は、低い山に囲まれていて、その上水面が穏やかなので
夕日が品良くきれいに見えるそうです。
非常にきれいな風景でした。
by 真秀 (2008-08-10 11:02)