洋風に牡蠣を堪能 品川：グランド・セントラル・オイスター・バー＆レストラン

５月の初日、良くご一緒させていただく友人達と
お仲間二人の誕生日のお祝いでオイスターバーへ。

お店は、何処にしようかと色々皆で悩んだ末にちょっと贅沢ですが、
ニューヨークに本店があるという老舗格で都内では一番の本格派と言う話を聞く
品川の「グランド・セントラル・オイスター・バー＆レストラン」へ。

品川駅横のアトレの４階は、なにやら駅ビルとも思えぬ
ハイソ（死語？）な雰囲気のお店ばかり。その奥の１軒が件のお店。
一瞬、「ドレスコードでアウトとか言われんか？」と
不安になりましたが、そこまで厳しいお店で無くて一安心。（笑）
既に主賓１名ともうお一方が到着。
主賓もうお一方は、急な仕事で遅くなるとの事。残念。

先ずは、ちと寂しいですが、３人でスパークリングワインで乾杯。
何故か日本人のほかにインド系と思われる店員さんが多いですね。
店内は、平日という事もあり会社帰りのお客さんが多いようですが、
家族連れあり、外国のかたありでかなりカジュアルな雰囲気。
全体に照明が落とされておりますが、重過ぎない雰囲気でなかなか良いです。
そうこうしているうちに、最初の品、オイスタープラッター（牡蠣のプレート）が到着です。




私の記憶が正しければ、
奥から左回りに2pceづつ、長崎、広島、宮城、ワシントンだったと思います。
ソースは、ワインビネガー風のものにホースラディッシュ、やや辛目のケチャップと
タバスコ、レモンが添えられ、お好みでという事ですね。
いろいろ食べ比べましたがワインビネガー風かレモンがやはり良いかなという感じ。
日本の牡蠣の旨味に対してワシントンのクリーミーさが面白いですね。
薄い塩気が付いており鮮度の良さは流石です。

他にもあまり日本では、見られない料理をという事で色々頼みました。


左：サーモンのパテのカナッペ　右：フライドオイスター　NYスタイル


左：海老のガーリックソテー　右：本日の鮮魚のカルパッチョ（ふっこ）

この辺で、もうお一人の主賓もようやく合流。再度乾杯しオイスタープラットを再追加。

ここでやってみたことを試すことに。以前テレビでイギリスのアイラモルト「ラフロイグ」の取材で
現地の食べ方として生牡蠣にモルトをかけると言うのをやっていたんですね。
同じアイラ系の「ボウモア」が有ったので実験。
なるほどアイラ系特有の強いピート香が牡蠣の風味と溶け合いなかなか。
どちらも、海のものですので相性が悪いはずがありませんね。
お料理も追加。


左：オイスター　スパニッシュオムレツ　右：ニューイングランド　クラムチャウダー


牡蠣のコキール

ワインもボトル２本を空けました。銘柄？ワインは、全然判りません。（笑）
どれも美味しかったのですが、
バジルソースの効いた牡蠣のコキールと唐揚げに近い感覚のフライドオイスター、
そして海老のソテーが特に秀逸でした。

鮮度の良さとそこから生まれる風味を活かすことを旨とする日本式の魚介料理とは異なる、
素材のプラスアルファで欠点を補い、味を広げていくアメリカ式の魚介料理を堪能いたしました。
（勿論、鮮度も非常に良かったのですが）

まあ、お値段は、正直少々お高く、かなり贅沢な感じでしたが、それに見合う充分なお味。
お勧めできるお店です。

グランド・セントラル・オイスター・バー＆レストラン
東京都港区港南2-18-1　アトレ品川4F
TEL：[phone]
営業時間：11：00～24:00　年中無休
HP：http://www.oysterbartokyo.com/index.html

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