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池 純米酒 [日本酒(中部、東海)]

旅行やら出張やらでどこかへ行ったときは、
なるべく普段見かけないお酒を地元の酒屋で買ってくるようにしてます。
結構、地方限定で売っている小さな蔵のお酒とかって多いみたいなんですよね。
「池」
このお酒も伊東で泊まったホテルの
裏手にあった酒屋で購入した物です。
旅館や飲み屋さん相手がメインのお店のようでした。
「富士錦」の富士錦酒造さんのお酒なのですが、
裏ラベルによると伊豆高原の酒屋さんが
製造委託したオリジナル商品のようです。

本品は、酒造好適米を100%使い、
伝統技法の和釜蒸し、速醸酵母の使用等
丹念に醸した力作です。

と書かれています。

表のラベルもちょっと変わってますよね。
「室」「山」「緑」「風」の4文字の中心に大きく「池」
そして「池」を囲む9人の苗字。
9人の苗字は、製造にかかわった人の名前なのか?
はたまた、何処かの場所で池を中心に九軒の家があること示した物なのか?

味は、静岡のお酒らしい最初の穏やかで柔らかい口あたりから入って、
厚みの中にやや辛口系の香りと刺激の後に
派手でない上質なりんごか薄く延ばした蜂蜜のような
甘さの後口を残していきます。
日本酒度+1という表記よりは、辛口な感じですが、
2杯目、3杯目向きのじっくり飲むお酒でしょうか。

アルコール分:15度以上16度未満   仕込み水:富士山の湧水
醸造方法:和釜蒸し、速醸酵母、低温発酵
日本酒度:+1  酸度:1.4  精米歩合:65%

製造元:富士錦酒造株式会社(静岡県富士郡)
購入先:......忘れた。(笑) 伊東園ホテル別館裏の酒屋(静岡県伊東市)


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ミズトリ

「池」は豆高原の「山の辺」さんに宿泊した時に呑みました。
真秀さんが書かれている通りの味だったと記憶しています。
「池」は伊豆高原にある一つの地名から取ったものだと思われます、確かそんな話を伺ったような気が、
和風ペンションとあるのですが、奥さんのお父様は書家、庭先に中々ステキな茶室を建てられいるような落ち着いた宿でした。
幸い宿泊は我々一組でしたので、この「池」を遣りながらとても味わいの深いおもてなしとお料理をいただけました。
一つのお酒から以前の記憶がよみがえる、お酒って良いですね・・・・
by ミズトリ (2006-02-12 18:42) 

真秀

ミズトリ様
なるほど、伊豆高原の地名に由来する名前なのですね。
少し検索してみましたが、
田園風景が広がり、6月には、菖蒲が咲き乱れる風光明媚なところとか。
http://www.buzzhouse.gr.jp/pages/info-izukogen.html
謎が一つ解けました。

よい伊豆高原の旅を経験されたのですね。
物の本によると「香り」は、人間の記憶に最も作用する要素だとか。
(下世話ですが「梅干と唾液」の関係がよい例)
お酒とその香りの記憶は、それを味わった時の記憶を
強く呼び覚ますのかも知れませんね。
by 真秀 (2006-02-12 20:22) 

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