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ジョン・ゴントナー氏の視点 [読書]

最近、友人の影響で居酒屋関係に興味を持ってます。
いや、飲みに行くのは、元々好きなんですが(笑)、
昔ながらのお店とか、ちょっと特徴の有るお店とかですね。

先日、本屋でふっと手に取った本、
「日本酒がうまい大人の居酒屋 東京編」(戎光祥出版株式会社 1200円)

パラパラとページをめくると
「はて?このほとんどのページに写っている外国の方は、誰?
...見覚えがある顔だけど...」
表紙の筆者を見て納得。
以前、読売新聞の木曜の夕刊で
「SAKEで乾杯!」
というエッセイを連載していたジョン・ゴントナー氏でした。

この本のお店は、ジョン・ゴントナー氏のセレクトの様です。
本のコンセプトも独特。
「外国人を連れて行けるお店」というセレクトで幅広く東京の居酒屋をセレクトしています。
そして、英文の説明や、お店の情報もあり。
居酒屋の基礎知識の英文説明も有って、感性の違いが判って中々面白いです。
居酒屋のガイドとして写真も多く、それぞれのお店の雰囲気が良く出ていて
魅力があります。
写真もどれも写っている人が楽しそうに笑っているのがよいですね。

ジョン・ゴントナー氏の書き方の羨ましい所は、日本酒というものに対して
日本人のように先入観が無いことですね。
「SAKEで乾杯!」でも書いていましたが、
「日本酒」=「世界でも稀な度数の高い醸造酒」として、
その醸造技術、歴史、それを取り巻く文化、そして飲んで酔っ払う人々まで、
鋭い観察眼と理解と温かい目で冷静さも交えて見つめています。

その日本人的でない(あたり前だけど)視点は、説得力があり、
魅力的だなと思います。


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コメント 4

イチ(誰があき竹城やねん)

真秀しゃん、おはようございます。

こんな時間に失礼いたします。
年寄りは朝が早くてねぇ。

この本を買いに行こうと思ったんですけどねぇ。
昨夜は酔っ払いってほどではなかったんですが、
ええ、グラスシャンパン1 グラスワイン2
日本酒一合なんて呑んじまったものですから、
本屋さんに寄れなかったのですわぁ。
今日、明日には必ず手に入れなくてはと
思っちょります。

それはそうと、
『武蔵屋』は、やはり相当良いらしいぜすぜ。
N庵のご主人が仰ってました。
あと、堀切、立石・・・
そうそう、北千住は「大はし」以外にも、
ええところがいっぱいあるらしいです。

ああ、身体がいくつあっても足りませんのぉ。
はっはっははははははっは!

朝から失礼いたしました。

ではでは出羽桜。
by イチ(誰があき竹城やねん) (2005-12-16 05:22) 

真秀

イチさん、こんばんは。
あの本は、イチさんクラスの人には、不要かと思いますが、
内容を見て面白そうだったら買ってみてください。

まったくねぇ。
宿題が多くて身体と肝臓と財布が複数欲しいですね。
あ、勿論時間も。
「世に酒飲みの種は、尽きまじ」

しかし、N庵のご主人といい、某ご常連といい、呑み屋に詳しい、詳しい。
蕎麦だけでも到底及ばないのに、
どういう、脳みそと経験を御持ちなのやら。(笑)
by 真秀 (2005-12-16 22:48) 

蕎麦喰い師

人生

 精進  精進  精進  精進 

    何に??

まっ、取り合えず

 訳もわからず  精進 です   か  なっ??
by 蕎麦喰い師 (2005-12-17 23:41) 

真秀

蕎麦喰い師さま

はい、とりあえず、最低1日1合分、精進を続けております。(笑)
いつか、悟りが開ける事でしょう。
by 真秀 (2005-12-18 01:08) 

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