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懐かしの「酒場ミモザ」 [読書]

「酒場ミモザ」をご存知でしょうか?
1992年ごろから月刊「アフタヌーン」誌に連載されたコミックです。
京都にある小さなバー「ミモザ」を舞台にした人間模様といった作品です。
「とだともこ」さんという方が書かれていて、
作者らしき人も作品内に登場していました。

今日、ちょっと本棚をいじっていたら、単行本が出てきまして
懐かしく読み返してました。
このころの「アフタヌーン」誌は、実験的な作品が多く、
この作品もけっして上手な絵では、有りませんでしたが
独特のふわっとした雰囲気があり、好きな漫画でした。

最終巻で作者も書いていますが、
この、「ミモザ」には、モデルがあったようです。
作者も常連だったという「リラ亭」というバーがそれです。
また、このお店は、加藤登紀子さんの「時代遅れの酒場」という歌の
モデルでもあるそうです。

お店は、90年に作品の「マスター」のモデルでもあったマスターが他界され、
一度閉店されたそうです。
その後、作中に「ハセ」さんとして登場している方が
「カリン亭」という名でお店を継がれましたが、
こちらも2000年に、閉店されたようです。

私も以前、何度か京都に行った折、コミックの記述を頼りに
先斗町を探してみたのですが、結局見つかりませんでした。(笑)
一度、「カリン亭」に行ってみたかった。

この漫画は、現在は、絶版のようです。(発行は、講談社)
もし、興味のある方がいらっしゃいましたら、
book off等の古書店で探してみてください。


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