「きくや」と多摩湖

長らく行われていた多摩湖の堤防の強化工事が4月頭で終了したと聞いたので
ＧＷ後半の５月５日、運動を兼ねて
多摩自転車道を多摩湖まで約４ｋｍ歩いてみる事に。
多摩自転車道周辺は、植物が多く花がきれいです。
特によく咲いていたのが写真の露草。
あちらこちらできれいな紫の花が見られました。

途中で３ｄａｙハイクの方々とコースが被ったりしながら、のんびりとあるいていると、
おや、「きくや」さんが開いてますね。腹ごしらえに寄っていきましょう。

「きくや」さんは地元の武蔵野うどんの名店の一つ。
地元のおばちゃんがやっている人気店で
午後２時ぐらいには、玉が無くなってしまってしまいます。
東村山市内に２店ありますが、こちらの廻田町のお店の方が
本家格なのだとか。
開店直後の午前１１時ですが、席がかなり埋まっていたので、
同行の皆で座れるよう、少し待って入店しました。


毎回、戸惑う独特の符丁で注文です。
私が頼んだのは、写真の「フォー」（４Ｌ＝６玉、肉汁、掻揚げ付き）。
２年ぶりぐらいの「きくや」のうどん。相変らず腰がしっかりで噛むと粉の風味が広がります。
肉汁は、もっと濃いイメージだったんですが、意外とさっぱりでしたね。
満腹の大満足でした。

気さくなお店を後にして、多摩湖へ。もう半分ぐらい来てますかね。

途中、時折、落ちかける雨を心配しながら、無事到着。
おお、結構変わってしまってますね。

多摩湖は、正式名を「村山上貯水池」といって、上下２つの貯水池から成っています。
直ぐ近くの狭山湖（山口貯水池）とあわせて、旧東京市の水源の確保と拡大を目的に
着工され、昭和２年に完成した湖です。
周りは、緑が多く残されていて、私の住んでいる辺りでは、メジャーなピクニック場所だったんですよ。
さすがに堤防の老朽化が激しく耐震強化などを兼ねてここ数年工事が行われていました。


かなりきれいに整備された印象。
以前は、堤防もいかにもの古臭い堤防でしたし、堤防の斜面には草も沢山生えていて、
草すべりをしたりしていたのですが、出来なくなってしまいましたね。
堤防の幅も広くなった様です。

下の広場も随分整備されてしまいましたね。
ヨーロッパ様式の給水塔の風景は、相変らずきれいです。

おそらく、近隣の観光資源の一つとして鉄道会社などの意向もあり、
公園としての方向性で再整備も行われたのでしょう。
自然の風景が大分減ってしまったのは、残念ですが、こちらの方が良いと言う方も多いのでしょうね。

帰りは、さすがにちょっと疲れたので電車で。（笑）
乗り込んでしばらく経つと雨が降り始めました。良いタイミングの散歩だったようです。

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