「パリの酒 モンマルトル」 byオキ・シロー [読書]
仕事や旅行で年に何回か、
全日空の飛行機を使う機会が有りますが、
その時に楽しみにしていたのが、
機内誌「翼の王国」に連載されていた
オキ・シロー氏のショートストーリーでした。
海外の地名が名前に付いた、
所謂「御当地カクテル」を題材にした連載は、
この方らしい、洒落たストーリー回しで
いつも楽しませていただいていました。
連載も終了し、見られなくなってしまってから
見られなかった分も含めて、早く本に纏まらないかと
思っていたのですが、先日、本屋を眺めていた所、
本の小口をオレンジに染めた、ペーパーバック風の
珍しい体裁の本を見つけました。どこかで読んだ記憶のある題名、早速購入しました。
奥付きの発売日は、2008年3月。随分前に出ていたんですね。
ペーパーバック風の独特のデザインが却って災いしたのか、
小まめに本屋は覗いているのですが、今まで本屋で見かけた事がありませんでした。
4年間の48篇の連載の中から30篇を選んで北京オリンピックにちなんだ1篇を
書き下ろしで追加したものとのこと。
フル収録で無いのがちょっと残念ですが、贅沢は言えませんね。
この作者の手の内の芸のカクテルを題材にしたエスプリにとんだストーリー回しですが
後書によると使えるカクテルに縛りが有る為に連載時には、かなり苦労されたとか。
それでも、1篇1篇を見事に作り上げているのは、流石ですね。
ついつい、出てくるカクテルを飲んでみたくなる描写の上手さは、流石の一言。
海外のそれぞれのカクテル名にちなんだ土地の手引きとして、気軽な読み物として
気軽に楽しめる一冊だと思います。
「パリの酒 モンマルトル」
作者:オキ・シロー
発行:株式会社クリック 発売元:株式会社扶桑社
定価:1200円
全日空の飛行機を使う機会が有りますが、
その時に楽しみにしていたのが、
機内誌「翼の王国」に連載されていた
オキ・シロー氏のショートストーリーでした。
海外の地名が名前に付いた、
所謂「御当地カクテル」を題材にした連載は、
この方らしい、洒落たストーリー回しで
いつも楽しませていただいていました。
連載も終了し、見られなくなってしまってから
見られなかった分も含めて、早く本に纏まらないかと
思っていたのですが、先日、本屋を眺めていた所、
本の小口をオレンジに染めた、ペーパーバック風の
珍しい体裁の本を見つけました。どこかで読んだ記憶のある題名、早速購入しました。
奥付きの発売日は、2008年3月。随分前に出ていたんですね。
ペーパーバック風の独特のデザインが却って災いしたのか、
小まめに本屋は覗いているのですが、今まで本屋で見かけた事がありませんでした。
4年間の48篇の連載の中から30篇を選んで北京オリンピックにちなんだ1篇を
書き下ろしで追加したものとのこと。
フル収録で無いのがちょっと残念ですが、贅沢は言えませんね。
この作者の手の内の芸のカクテルを題材にしたエスプリにとんだストーリー回しですが
後書によると使えるカクテルに縛りが有る為に連載時には、かなり苦労されたとか。
それでも、1篇1篇を見事に作り上げているのは、流石ですね。
ついつい、出てくるカクテルを飲んでみたくなる描写の上手さは、流石の一言。
海外のそれぞれのカクテル名にちなんだ土地の手引きとして、気軽な読み物として
気軽に楽しめる一冊だと思います。
「パリの酒 モンマルトル」
作者:オキ・シロー
発行:株式会社クリック 発売元:株式会社扶桑社
定価:1200円
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