シェリーとヘレス

昨日、「世界ウルルン滞在記」の先週のシェリー酒の回の録画を見てました。

山村紅葉さんの酒豪振りにも驚きましたが、（笑）
シェリー酒についてあまりにも、現地の実際の楽しみ方を知らなかったの事に目から鱗。

そりゃ、造り方とか、味の種類ぐらいは判ってましたが、気付いていなかった事が多すぎ。


・シェリー酒は、注ぐ時や飲む時に揺すって、
　　空気に触れさせれば触れさせるほど美味しくなる。

なるほど～。酒精強化ワインですからねぇ。
当然、デキャンタージュすれば香りは、開く。
しかも度数が強いからワインよりも香りが多く閉じ込められている可能性が高い訳だ。
今まで、ただ、漫然とグラスに注いで飲んでました。
どれだけの香りを無駄にした事やら。


・辛口、甘口を自由にブレンドして自分の好みの味を造って楽しむ。

実は、「邪道だよなぁ」と思いながら勝手にやってました。（笑）
イヤ、ね。スペイン語、まともに読めないんで、
カクテル用に辛口を買ったつもりが、うっかり極甘を買ったりって事が偶にあるんですよ。
美味しいんだけど、甘すぎるんで、辛口とブレンドして調整して飲んでました。
まさか、正しい楽しみ方だったとはねえ。
ワインや日本酒では、考えられない楽しみ方ですね。


・コンソメスープと併せたり、調味料代わりに料理に入れたり。

他のお酒でも隠し味に入れたりしますが、入れる量が全然違います。
手近な美味しい調味料でも有るんですね。


実にスペインらしい屈託の無い自由な楽しみ方に非常に関心しきり。

スペインは、二度行ってるんですが、シェリーの本場ヘレスは、未だ行かれずじまい。
南スペインのアンダルシアらしい陽気な気候も魅力的。

うーん、やはり一度行ってみたいなぁ。

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