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春の宵の飲み歩き --北千住:徳多和良、五香:13湯麺本店-- [お店]

春の宵、友人と飲み歩きに行ってきました。
 1軒目、私のたっての希望で
北千住で評判の高い立飲み屋の
「徳多和良」(とくだわら) さん。
開店ちょうどぐらいの午後5時に
店の前に行くと既に列が...
開店前から待っている、お客さんが、
いらっしゃるのですね。

お店の暖簾が上がったので
お店に入って入り口近くのテーブルに席をいただきました。
15~20人ぐらいで満杯の店内。なかなか清潔に整えられています。
黒板に今日のお品書きがずらりと20数種類。
その日の入荷次第で決まった品は無いようですが、ほとんど全部が315円。
一番高い品で520円というのは、うれしお値段ですね。
先ずは、レモンハイと「穴子しんじょう」「カサゴの刺身」「くじらの豆の酢味噌がけ」を。

「穴子しんじょう」は、ムース状というか、チーズケーキ状に仕立てられたものを
四角く切り出して並べ柚胡椒が添えてあります。
一口、いただいて、友人と絶句。味付けが抜群、旨みの塊でお酒にピッタリ。
「くじらの豆」は、肝臓の一部らしいですが、しっかりした食感が魅力。
「カサゴの刺身」もさすがに量は、少ないながら甘くて旨い。
「割烹崩し」と言う看板は、伊達では、無いようです。

軽く飲んで「大はし」へ廻ろうかとか言っていたんですが、完全に根を生やすことに。(笑)
追加した「小はまぐりの紹興酒漬け」、汁まで旨い一品。
「はたのかぶと蒸し」は、身とゼラチン質の旨さが光ります。
「アンキモ」の質も良し。「米茄子の酒盗和え」は、茄子の煮浸しに酒盗の風味を加えたもの。
お酒もチューハイ、日本酒、焼酎ともソツの無いラインナップ。
堪能いたしました。

お客さんが多すぎると品の出が遅くなってしまう場合も有りますが、
そんな些細な事は、忘れさせる美味さと安さ。
いや、これは、評価が高いのが判ります。また是非来なくては、いけませんね。

さて、電車で9駅ほど移動。(笑)
本日のメイン 13湯麺(かずさとんみん)五香本店
友人が某所のご店主から聞きこんできたお店。
バー風にお酒が飲めて美味いラーメンがいただけるとか。
入ってびっくり、バー風と聞いていたので、こじゃれたお店を連想していたのですが、
家族連れも食べに来ている明るい雰囲気のお店。

カウンターに席を貰って、「カイピリーニャ」を1杯。
つまみは「チャーシュー」「豚バラ煮(中国風角煮)」「ザーサイ」。
「カイピリーニャ」はブラジルのスピリッツ「ピンガ」を使ったカクテル。
棚に並んでいるボトルは、「カシャーサ」。...判ってますね。これは、期待できそう。

出てきた「カイピリーニャ」は、さっぱりとして美味しい。
しっかりした「チャーシュー」、対照的にとろとろで八角を利かせた「豚バラ煮」どちらも絶品。
お酒は、「ユキグニ」と紹興酒ベースのカクテル(名前失念)をお代わりして
「青菜炒め」が無かったので、甘さのあるネギ炒め」。これも美味し。

締めは、やはり基本の「湯麺」。
黄金色のスープに細めの麺とネギが少々。
スープをいただいて絶句。きつ過ぎずそれで居て深い味わい。
鳥の旨みと野菜由来と思われる甘みが違和感無く馴染んだスープ。
麺もきちんとした腰に旨みがしっかり。
いや、これは、美味いわ。
最近人気の味の濃い、一発芸的なラーメンが好きな人には合わないでしょうが、
しみじみ旨みが五臓六腑に染み渡る様な味のラーメン。
スープもほとんどいただきました。これは、絶品でした。

地元から遠く離れたところにあるハイレベルの2軒。
ぜひとも地元に欲しいと思わせる2軒をめぐった飲み歩きでした。


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