一度は、覗いてみては？ --「朝起」（新宿、思い出横丁）--

某月某日、友人より連絡があり、急遽、新宿で飲み。
何故か、「思い出横丁」で待ち合わせる。
何処へ行こうか？と言う話になって、出てきたお店がここ。
思い出横丁の「朝起」（あさだち）さん。元気そうな名前でしょ。（笑）
とある理由で、ご存知の方には、有名なお店。

お店を覗くと何とか入れそう。人気のお店ですからね。
少しつめていただいて入り口横に席をいただきました。
ここへ来たら、やっぱり覚悟を決めて食べねば成りません。

「芋焼酎のロック二つとアンキモ、あと．．．．．カエルの刺身っ」

はい、ここは、旨いものなら「何でも」置くと言うポリシーのお店。
普通の旨いものも有るけど、そうじゃない旨いものも有るのです。（笑）
その証拠に私の斜め左のお酒の瓶のお酒の中から蛇君が睨んでます。

ご注意：
「カエルの生き造り」の写真がありますので、苦手な人は、続きは読まないように。

薩摩おこじょのロックとアンキモをいただきながら待つことしばし、
奥のお客さんが、ぎょっとした表情でカウンターの中を覗き込んでます。
「え？ちょっとアレ？」カエルと言ってもセイゼイ１５～２０ｃｍだと思ってましたが、
手足を伸ばすと４０ｃｍ程もある生きた大ガエル。
ちょっと冷や汗が．．．

ほど無くして出てきました。　

カエルの生き造り。

アップで。

カエル君、胴体半分に切られてますが生命力抜群、逃げようと努力してます。
肉は、軽く湯どおしされた状態。ニンニクと醤油でいただきます。
．．．あら、美味いわ。（笑）　鳥のささ身に近いと聞いた事がありますが、
しっかりとした肉質で、味は淡白で僅かに甘みがあり美味いです。
足とまだ生きている頭は、後でスープにしてくれました。
生姜と胡椒の効いたスープは、非常に美味し。
アンコウ鍋の食べられる人なら平気ですね。丁寧にいただいて成仏していただきました。

この日、いただいたものは他には、
腹身串（いい身でした）
サンショウウオの串焼き（１0ｃｍぐらいのもの、タレでしっかり焼かれポリポリ食べられます。）
椎茸の串焼（小ぶりだが抜群）
アスパラ焼（太くて柔らかい）
藤壺　（定番ですが美味い）
カワハギ刺し（肝醤油）　（厚切りで鮮度抜群、美味し）

飲み物は、クコの実酒（美味い）、明酎（オリジナル、少し薬草入り）、日本酒（金峰）でした。

食べませんでしたが、お品書きには、「牛の金○刺し」（伏字になってないな（笑））なども。

珍しいモノに目が行きがちですが、一品一品、しっかり拘った、
きちんと美味いものを置いているお店です。
興味のある方は、一度覗いてみてくださいませ。

「朝起」（あさだち）
東京　新宿「思い出横町」
http://www.shinjuku-omoide.com/asadachi/main.html　

コメント 9

あれ、お出かけになっちまいました？
某さんと？（笑）
何だウラヤマシイ～！（笑）
今度連れてって～！
（ナカナカ一人では行きにくいので・・・）
by 大福洋酒(桜刺を食いながら) (2006-11-01 20:41) 

　し、真秀さん、、、、、、
　肉は、軽く湯通しした状態ですか？
　それってかなりヤバイですよ。しかもカエルさんまだジタバタしてるなら足と頭には熱を加へてありませんよね、、、しかも肉とそれらは画像で拝見する限りは接触しておるやうですが、、、
　特に、普段生食可として流通してゐる食材以外の、特に、粘膜には、更に特に、皮膚と筋肉の間には、いや、内臓に限らず筋肉の中にも、その他にもには、、、いろいろな生物が共存しておられますので、、、
　（なにを申し上げたいのかはお判りになると存じます、彼らの名称挙げるのもはばからせてね）

　カエルさんは捌いてから、唐揚げっすよ。
　大きさから推測すると食用カエルでせうが、でも、足の唐揚げしか食べたこと無いけど、、、、、、
　いい声で鳴くんですよね。むかし捕まへて飼ったことがあります。あたしは子供ながらにいい声と感じてましたが、親爺たちにうるさいので食べられましたけど。

　あたしの若いときのことですが、彼女と埼玉の森林公園にいきました。
　夜の影が森から忍び寄るころ、大きな池から低音で響く彼らの鳴き声。

　「わぁ～ホルンの合唱みたいっ！」

　さういふ例へがあるか！叙情、音楽、イングリッシホルンの調べをうとやかにしてるの。


　（書き込んだときにもうけたオチ忘れました。トピのつもりで迂回しすぎで、

でも、生食は
　
by もう半分～ (2006-11-01 23:18) 

＞大福洋酒様

一応、もし新宿あたりに来てるならと某さんが
携帯に連絡を入れたのですが、繋がらなかったようでした。
蛙は、食わずともいろいろ面白いものも有りますので、
そのうち、また、御一緒いたしましょう。

＞もう半分～様

一応、皮は、しっかり剥がされていて、内蔵も取り除かれていましたし、
湯通しも中の身もしっかり白くなる程度には、火が通っており「冷しゃぶ」のような状態でした。
また、接触しているように見えますが、
氷と大葉でカバーされておりますので、
もちろん多少のリスクは、有るかも知れませんが安全なレベルだと思います。
（一応、この店では、週に何匹も出している様ですし。）
まあ、私もしょっちゅう食べるつもりは、有りませんが。（笑）
上海へ出張に行った折、蛙の足のから揚げのあんかけは、
いただいた事があります。
鶏肉そっくりのお味でした。
by 真秀 (2006-11-02 00:04) 

私は未だカエルさんは未経験
　甘かった！！　湯通ししてあるとは・・・
本当のピョコピョコが登場するのではと・・・
　どうやって、取っ捉まえて喰うのか考えると
　　チョット　躊躇した・・・
やはり、真秀サンには
　　かなわん
人生、精進！精進！！
by 蕎麦喰い師 (2006-11-02 21:14) 

蕎麦喰い師様

＞本当のピョコピョコが登場するのではと・・・

いや、海老の踊り食いとかでは、無いので
流石に「そのまま」では、出て来ないかと。（汗）

しかし、蕎麦喰い師さんが、カエル未体験とは、ちょっと意外でした。
私の場合は、とりあえず、チャレンジしてみて駄目なら
回れ右して逃げ出す方なので．．．。（笑）
by 真秀 (2006-11-03 01:40) 

生以外はあっちこっちで食べておりますが、流石に生き作りは・・・
ホーデンさんは当然頂戴致しております。
その手合いでは、コブラの輪切りの素揚げ、犬料理、ハト料理し、ネズミ料理、世界一臭いと言われている韓国のエイの醗酵させた奴、・・・
　これじゃ、まるでゲテ好みに聞こえてしまうな・・・
・・・　出色に美味しいと思うのは、中国もしくは香港で食す、ヘビスープです。

わたし　ちゅうごくじん　あるよ
　よつあしで　たべないの　つくえ　だけ　ある。

次回は、くれぐれも湯通ししないで生き作りをと注文してみたい所存です。
それまでに兎飛びならぬ、カエル飛びで足を鍛えておかねば。
　じゃないとピョンピョンと逃げられてしまうかも知れんから・・
by ゲテ喰い師 (2006-11-03 14:17) 

＞蕎麦．．いやゲテ喰い師様

ああ、やはり「生き造り」が、と言うことですか。
しかし、流石に食べておっられますね。
その中で食べた事があるのは、ハトぐらいですね。
やはりとても叶いません。
コブラは、タイの出張先の近くに刺身を出す店があるらしいのですが、
食べた人は必ず腹を壊すそうで私も未食です。
蛇と犬は、一度ちゃんとしたお店で食べてみたいです。

＞よつあしで　たべないの　つくえ　だけ　ある。

．．．．椅子やベッドは？（笑）


＞makuun様

折角、コメントいただきましたが、
全く元記事に関係ない話の上、露骨な宣伝とお見受けしました。
あまり気持ちの良いことでは、ありませんので
申し訳ありませんが、後ほどコメントの方は、削除させていただきます。
by 真秀 (2006-11-03 19:49) 

来週Ｇ街に行きます～
その前にこちらのお店に寄ってみようかな。
でも・・・やっぱり自信ないです。
「思い出横丁」にはらーめん屋さんしか入ったことないしぃ。
でも、ちょっとは食べてみたいです（笑）
by 花まき (2006-11-04 23:45) 

花まき様
いや、まあ．．．．普通なお品もありますので大丈夫ですよ。（汗）
私も「思い出横丁」に詳しいわけでは、ありませんが、
「つるかめ食堂」なんかは、（仮名）飲み食い師さんや、
某Ｎ庵のご店主も出没するので大丈夫かも。

Ｇ街、私はまだ踏み込んだ事がありません。
以前、松竹裏にあったＢＯＧＥＹＳ　ＢＡＲというバーボンメインのお店が、
松竹ビル建替えに伴いＧ街に移転したと聞いているので
一度行きたいとは思っているのですが．．．．。
移転前は、ルパン（この場合は、お孫さんの方）がフラッと現われそうな
雰囲気のお店と言うことで一度行って見たかったところです。
（パソコンのクラッシュと重なってしまいここには、書きませんでした。）
by 真秀 (2006-11-06 00:03)