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清瀬 池添 [蕎麦]

天気の良い祝日。
蕎麦は、食いたし、されど、月曜日なので
営業しているかどうか、危ないお店も多し。

折角の天気なので、愛用の農耕馬を持ち出し、
友人より教わった、清瀬の「池添」さんへ。
片道、1時間半ほどのサイクリング。

途中の黒目川周辺の遊歩道や
柳瀬川近辺は、実に秋らしく良い景色。

さて、柳瀬川沿いを遡って人家も途絶えそうなところでお店を発見。
民芸調と言っていいのかしら?
古い田舎の家のような店内ですね。

先客さんは無し。
ご主人から「お茶を召し上がりますか?それともお酒?」と聞かれたので
遠慮なくお酒をいただく、好みを聞かれて、
「辛すぎない辛口」のリクエストに出てきたのは、仙台の「撰勝山」。
辛口の中にしっかり旨みが乗って良い感じ。
お通しは、〆鯖。これも良い加減で嬉しい。

自家製の額漬けらしいので御漬物を追加。
すると「これどうぞ」とだしていただいたのは、蕎麦掻。
星の混じったふわりとした蕎麦掻を出汁とおろしで。
実に美味しい。額づけも良い具合の漬かり方。

さて、締めのお蕎麦。
蕎麦掻で期待満々だったので、「もり」をいただきました。
こちらのお店は、蕎麦は2種類。
芯の粉を使った細切りと玄蕎麦を引き込んだ田舎。
どちらも十割。
どちらかなと思っていると、黒々とした太切りの田舎。
これは、美味しそう。

薬味は、葱と山葵。
蕗の煮物が添えられているのも
箸休め&蕎麦湯用に嬉しい配慮ですね。

田舎は、かみ締めるとしっかりした噛み応えがあり、
粉の旨みが口一杯に広がります。
半分ぐらい何も付けずにいただいてしまいました。
汁も僅かに甘みを含んだ上品でしっかりとしたもの。
これは、いいですねぇ。

あっという間にいただいて熱々の蕎麦湯もいただく。
煮物をいただくとしっかりと煮られた蕗、御揚げ、そして...なんだろう?
噛むと僅かに滑り感のある茎で繋がった実のようなもの。
煮物の中で実に良い塩梅。未熟な「むかご」かと思ったけど違う感じだし?
お聞きすると山菜「ミズ」の実とのこと。
葉の方は、食べたことがありますが、実は初めて。
山形の方では、干して保存食とし煮物などに入れるそうです。
これは、嬉しい驚きでした。

実は、少しここから上流の「金山緑地公園」は、
私のお気に入りの場所のひとつ。
蕎麦も良いですが実に良い場所にお店が有ってくれたものです。

帰りは、柳瀬川沿いに金山緑地公園へ。
秋の雰囲気を楽しみつつ良い一日が過ごせました。
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