大掃除で発掘：「ハヤ子サケ道をいく」 [読書]
大掃除をしていたら、棚の奥から出てきたのがこのコミック。
結構きれいな状態で残ってました。
１９９６年頃から月刊アフタヌーンに連載されていた、
お酒ネタのコミック。
酒雑誌の新米編集者になった「平山ハヤ子」を取り巻く人間模様と言った感じ。
薀蓄よりもお酒が取り持つ人の物語に話の重点が置かれてました。
このころのアフタヌーン連載作品らしく、かなり画調が独特。
スクリーントーンを全く使わず、精細な手書きでバックを表現していて、
けっして今風の絵では、無いのですが、独特のイラスト的な味があります。
多分、相当、時間をかけて描いていたと思います。
作者は、相当なお酒好き（お酒を楽しむ事が好き）な人のようです。
「お酒は、ただ酔っ払うための道具では、無い。」と言う
主張が作品全体に貫かれています。
取り上げるお酒もシャトー・ディケム、シャルトリューズ・ヴェール Ｖ・Ｅ・Ｐ、
アブサン、灰持酒やギリシア・ローマ時代の沈没船から
引き上げられたワインまで独特のセレクトでした。
私もちょうどお酒に興味を持ち出した頃だったのでかなり影響を受けました。
マティーニ用に銀のカクテルグラスが欲しくて探したりした事もあります。（笑）
（銀は見つからず、タイでピューターのカクテルグラスを手に入れました。）
この作者さん、その後、作品を見ないので
ひょとしたら既に引退されたのかもしれません。
現在は、出版社でも絶版。
1巻は、古書店で入手できるようですが、2巻は、あまり出ないらしく
ネットで検索したら、プレミアが付いてました。（笑）
興味のある方は、見かけたら買ってしまいましょう。
真秀さま
今年は･･、お会いできて、本当によかったです。
ちょっとでしたが、ありがとうございました。イロイロ・・・
来年も（ん？もう、年越えたっ？？？）
どうぞどうぞ･･･よろしくお願い致します。。。
です！yuka
by yuka (2006-01-01 00:03)
ｙｕｋａさま
昨年は、お世話になりました。
こんなページをやっているのは、ｙｕｋａさんの影響も大です。
同じ多摩人？のよしみ、来年もよろしくお願いいたします。
by 真秀 (2006-01-01 00:38)