初亀 富士山 吟醸 [日本酒(中部、東海)]
日本酒で良く、「男酒」「女酒」と言う言い方をします。
飲んだ時のイメージの問題だと思いますが、
そういう意味からするとこのお酒は、
典型的な女酒かも知れません。
最初に飲んだ時の印象は、
線が細く色白の文学少女を連想するような、
たおやかで、繊細、きれいな感じでした。
先日、たまたま、某蕎麦屋で同じ銘柄の
別のお酒を飲む機会が有ったのですが、
やはり同じような印象。
この蔵の特徴かもしれません。
食中酒にすると食べ物に負けそうなので
食前酒的に一杯目にさらりといただくのが良いかも。
口を開けてからしばらくすると、バランスが崩れるのか、
やや味に荒さが見えてくる感じなので
早めに頂いてしまうのが良さそうです。
使用米:雄山錦(富山産) アルコール分:15度以上、16度未満
精米歩合:55% 日本酒度:±0.0 酸度:1.3 酵母:協会9号
製造元:初亀酒造株式会社(静岡県志太郡)
購入先:こばやし酒店(東京都小平市)
静岡のお酒、柔らかなものが多いですよね。
一括りにできませんが、全般に女酒といえるかもしれませんね。
by つーたん (2005-12-26 20:22)
つーたんさま
私も静岡のお酒をそれ程いろいろ飲んでいる訳では、無いのですが、
確かに、腰が柔らかく、なんというか色っぽさのある感じの
お酒が多い気がします。
勿論、違う傾向のお酒もありますでしょうが。
土地土地の水や気候、合わせる食べ物との相性などで
特徴が出てくるのだろうと思いますけれど、
日本酒の面白さの一つですねぇ。
by 真秀 (2005-12-26 23:20)