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南部杜氏 岩手川 特別純米酒 [日本酒(東北、北海道)]

岩手で買ってきたお酒編 その3。(笑)
これは、泊まった宿で品切れで
飲みそびれた銘柄のお酒です。
どこかで手に入らないかと思って
気をつけていたところ
浄土ヶ浜の休憩所で売っているのを
見付けたので購入しました。
この酒も出回っているエリアが狭いのか
宮古から盛岡周辺でしか、
あまり見かけませんでした。

製造元によりますと岩手川という川は、
実際には存在しないようです。
「岩手の人々の心の拠り所、心の川」
という意味合いのようです。

瓶に「芳醇中辛」と書かれていますが、確かに味は、濃厚辛口系。
最初に口に含むと濃厚な米の旨みが口いっぱいに広がり、
飲み干した後にさらりと味が引いていきます。
日本酒度+4にしては、甘く感じますね。
2杯目、3杯目向きのお酒かもしれません。
龍泉八重桜の純米酒と好対照なお酒です。

燗で飲んでみると旨みが強調されるのか古酒のようなコクと旨みが
かなり強く出てきます。燗も美味しいですね。
岩手のような寒い地方のお酒は、
燗も重視して味作りがされているのかも知れません。

余談ですが、製造元の株式会社岩手川さんは、焼酎も造っているのですが、
場所柄か「わんこそば焼酎」なるものも造っているようです。
普通の蕎麦焼酎とどう違うのか興味のあるところです。(笑)

南部杜氏 岩手川 特別純米酒
日本酒度:+4.0  酸度:2.0  アミノ酸:2.2 精米歩合:60%
アルコール度数:15度以上16度未満
杜氏:南部杜氏 南野 強

製造元: 株式会社岩手川 (岩手県盛岡市)


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コメント 4

鯉三

もちろんお酒に原因があるのでしょうが、とかく昔の燗酒は甘くてまとわりつくような感じでした。そこへ冷酒が「飲みやすさ」をウリに一種のブームとして一般化していったわけですが、純米酒なんかは断然ひや、つまり常温の方がおいしいですよね。燗にした方がうまいという方も多いですし。真秀さんもお酒によっては燗を楽しまれているのでしょうか。
by 鯉三 (2006-07-20 01:03) 

イチ(酔眠、睡眠・・)

酒を買いにいったのか?
今回の旅行の目的が見えません。(笑)
あ、いやいや聞いたのだけど、
お酒の印象が強すぎて。(笑)
by イチ(酔眠、睡眠・・) (2006-07-20 03:39) 

真秀

鯉三様
私の場合は、お酒は常温が多いですが、
それは、「この酒は、この温度」という考えが有ってでは、ありません。
単に置いてある場所からそのまま持ってきて飲むからですね。
なので冷蔵庫で保管している生酒は、冷で飲み始める場合が多いです。
燗はどうしても一手間、増えてしまうので、ついものぐさでやら無い場合が多いです。

ただ、燗酒は好きで時々楽しみます。
一つには、暖かい食べ物が寒いときに美味しかったり、
カクテルなどは、冷たいうちに飲みたいのと同様に
その時、その物に合った「温度」も楽しみの一つであると思うのと、
間違い無く味の変化があるので、もし燗して美味しさが楽しめるのであれば、
それをしないのは、もったいないと思うからです。
せっかくのお酒ですから、いろいろな表情を楽しみたいなと思うのです。

また、「冷酒」についてですが、かなり以前に某所で書いたことがあるのですが、
「冷酒」が流行ったのは、いくつかの条件の複合の結果だと思います。
いくつか挙げますと
初期の日本酒ブームの主役が、香りの強い吟醸酒で燗に向かなかった事。
保存のためお店側が冷蔵保存することが多かったため自然に「冷」酒が
主流になったこと。
この二つの事から「良い酒は、冷やして飲むもの」という風潮が定着したこと。
燗にするため「加熱する」と言う一手間の要らない「冷酒」は、お店にとっても
手間の削減になり効率的であったこと。
等ですね。
何かうまく説明できず、話のまとまりが無くなってしまいましたが、
純米酒等でも酸の比較的強いものなどは、
温度で驚くほど味の表情が変わるように思います。
あまり拘らず、そのお酒の美味しい飲み方を見つけるつもりで
いろいろ試してみたほうが楽しいし、美味しくお酒をいただけるように思います。
by 真秀 (2006-07-21 00:27) 

真秀

イチ様
今回は、長距離バス&天気が今一ということで、
あまり風景とか写真が取れ無かったんですよ。
自然、飲み食いが主流に....(笑)
なかなか、岩手まで行く機会も少ないですしねぇ。
お酒は、後1本買ってあります。
あ、4合瓶3本と2合瓶1本ですので、一升瓶とかでは有りませんから、
そんなに酒ばかり買ってきた訳では、無いですよ。
by 真秀 (2006-07-21 00:34) 

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