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東京、秋川の地酒2種。(千代鶴、喜正) [日本酒(関東)]

P1110358_2.jpg檜原村へ出かけた帰りに買ってきた日本酒、2種類。

東京には、現在、東京都酒造組合登録で12軒の蔵元さんがあります。
現在、大多摩酒造さん(銘柄:大多摩)、土屋酒造さん(銘柄:鳳桜)の
2軒が休蔵中、
他に2軒ほど自家醸造を現在されていない蔵があると聞きますので、
都合、8軒ほどの蔵の日本酒が飲めるはずです。
(実際には、もう1軒、黄桜の台場醸造所もあり)

しかしながら、生産量が少なく、地元販売がメインで、
なかなかお目にかかれない銘柄もあります。

今回、写真の二つの蔵元さんのお酒を見かけたので購入して来ました。
私もどちらも飲むのは、初めてです。


先ずは、あきる野市牛沼の文化元年(1804年)創業の中村酒造さんの「千代鶴」から。
HPアドレス:http://www.chiyotsuru.com/

季節の「ひやおろし」の特純を購入してきましたが、
いただいてみて、なかなか良いレベルなのにビックリ。
バランスの良いタイプのお酒ですね。
「ひやおろし」なら、もう少し味が乗っていても良いかなとか、
後味にもう一段深みが欲しいなという感じは有りますが、
逆に言えば、日本酒に慣れていない人にも飲みやすくもあり、
面白いと思いました

続いて、あきる野市戸倉の明治17年創業の野崎酒造さんの「喜正」。
HPアドレス:http://www.kisho-sake.jp

こちらは、スタンダードな純米を購入して来ました。
飲んで最初の印象は、「気性が荒いなぁ」という感じ。
最初の飲み口が強く、味が荒いわけでは無いのですが、きつく感じました。
ところが、翌日、いただいてみると印象が一変。
荒さが適度に丸くなり、隠れていた旨みが伸びてきて大変美味しい。
ひょっとしてツンデレ系?(笑) この変り様には、驚きました。
常温でいただきましたが、燗にしても旨みが伸びてバランスが取れると思います。
意外やこれは、大変気に入ったお酒になりました。

どちらの蔵元さんも、きちんと一定のレベルをクリアした、なかなか実力のあるお酒。
どちらも他にも吟醸なども出していますので、
こちらも機会を見つけて、味わってみたいと思います。

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