静岡県地酒まつり ＩＮ ＴＯＫＹＯ2008

9月の初めの日曜日、ありがたい事に友人がチケットを手配してくださったので、
東京の千代田区神保町の如水会館で行われた、
「静岡県地酒まつり　ＩＮ　ＴＯＫＹＯ2008」に行ってきました。

私は、3回目の参加になります。
非常に人気が高いイベントで、毎年参加者が増え、
今年は、１２００人を越える参加者が有った様です。

ホール2つにそれをつなぐロビーまで使って、
22の蔵のブースを配した会場は、
人が溢れ、凄い盛況振りです。
皆さんめいめいに興味の有るお酒、
好きなお酒を楽しんで盛り上がっています。


その中でも磯自慢と開運は、別格級の人の並び方ですね。人の列が絶えません。
いろいろ飲ませていただきましたが、今年は、何処の蔵も吟醸系、大吟醸系のお酒の味が
やや例年より、しっかりした感じのように感じました。ある意味、静岡酒らしくない感じですね。
毎年の事ですが、会場のおつまみは、
ピラニアのごとく人が集まり、
あっという間に無くなります。（笑）
一緒に行った友人4人で力を合わせて
協力して確保するのも、ある意味楽しみの一つ。
去年の東京国際フォーラムよりは、
一昨年、今年の如水会館の方が、
ツマミが良いような．．．（笑）


今年の人数は、やはり主催の方々の方でも経験の無い人数だったようで、
終盤、お酒が無くなってしまう蔵も出ていたようでしたが、
それでも、お茶を振舞ってくれたり丁寧に話をしていただいたり、
大変楽しませていただきました。

特にこのような一つの県で纏まったイベントは、それぞれの地方のお酒の傾向や
蔵毎の味の違い、考え方の違いを知る上で大変ありがたい機会ですね。
参加させていただいて大変勉強になりました。

さて、そろそろ会も終了という頃にハプニングが。
某御店主のご厚意で、池尻大橋の「つくしのこ」で行われる
「開運」の土井酒造場さん、「白隠正宗」の高嶋酒造さんの「2次会」に
同席させていただく貴重な機会をいただく事に。

池尻大橋へ移動し、
雷雨が振り出すギリギリのタイミングで滑り込み。
「つくしのこ」は、なんとも独特で落ち着く雰囲気。
そして、壁の冷蔵庫を見てひっくり返りそうになる。
（最近多いなぁ。（笑））
圧倒的な日本酒の1升瓶の数々。
冷蔵庫の上には、松尾さまが祭られています。
そして壁に張られているお値段がお安い。
これは、凄いお店ですね。

雷雨が振り出してしまったようですが、蔵元の方々が到着。
イベントに協力していらっしゃる、静岡県東京事務所の方などもいらっしゃるようです。
その中でお一方、何となく見覚えのあるような方が。
周りの方は、一番奥に座られたその方を「先生」と呼んでいるようですね。
そう言えば、トイレの前の発泡性日本酒の扱い方のチラシの絵は．．．。
ああ、やはり。コミック「ホロ酔い酒房」を描かれている長尾朋寿氏ですね。
マンガに出てくる自画像がイメージそっくりなんで、
見覚えがある気がしたようです。これはビックリでした。



さて、お酒は、蔵元さんの「開運　ひやづめ純米　山田錦」。これがすこぶる美味い。
「ひやづめ」というのは、「パストクーラー」という機械を用い、
生酒に火入れした後、急冷を行い瓶詰めしたお酒の事だそうです。
こうする事で火入れのお酒でありながら生酒の風味を残す事が出来るのだとか。
そして、鮮度抜群の鯛とサンマとサーモンのお造り。これも美味しい。
旨味たっぷりの水茄子、トマトと胡瓜なども美味しかったですが、
メインの鶏鍋が格別。「スープは、ラーメンにするから飲んじゃわないでね。」との指示が。
ああ、このスープは、美味過ぎて、言われないとスープが無くなっちゃいますからね。

そして、締めのラーメン。これも言うまでも無い美味しさでした。
ここは、いいお店ですね。またじっくり来てみたいです。

二次会終了の頃には、雷雨も収まり止っていた電車も動き始めたようです。
静岡県地酒祭りから流れて行った不思議な夜でした。

静岡県地酒祭りのチケットを手配してくださったＡさん、貴重な場に参加させていただいたＹさん、
大変ありがとうございました。

地酒祭りから御一緒して頂いた初対面だった、Ｈさん、Ｔさん、
いつも楽しい時間を御一緒させていただいているＹさん、Ｉさん、
地酒祭りでツマミをいただいたＣさん、Ｏ店のご店主、
楽しい時間をありがとうございました。また機会が有ったら是非、御一緒させてください。

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